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 2月16日に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』では、芸能界随一の動物好きと知られるアンタッチャブル・柴田英嗣がハイエナに関する誤解を解くべくハイエナの真実を力説した。また、ハイエナの作法や努力と世のサラリーマンの共通点も挙げた。

「ハイエナって世の中のイメージだと、少し小汚くてずるがしこい。人のモノを奪ったり、スキがある時に奪ったりする。でも実は違うんです。ライオンが狩りで仕留めた獲物の死肉を食べるイメージがあると思いますが違う。実はハイエナが狩っているのです。ハイエナの狩りの成功率は50%でライオンは10%とか20%です。イメージとは逆でライオンが獲物を奪いに来るのです。ハイエナはライオンに勝てないから脇で待って『ライオンさんどうぞ』とやる。でも、ライオンはすごいたくさん食べるから残るのは骨だけになっちゃう。そこで、ハイエナは骨を砕けるぐらいアゴが強く進化し、骨を栄養にして大きくなれるようになった。死肉とかが転がっているとそれが腐って植物を枯らしますが、ハイエナはそれを食べて、糞尿を出し、むしろ植物を育てる地球の潤滑油なのです!」

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 だからこそ「ハイエナのようなヤツ」という言葉は尊敬すべき人間に使うものだと言葉の意味の転換を提言した。そして、ハイエナとサラリーマンの共通点についてはこう語る。

「ハイエナって腰の位置が低くて、そういうところもかわいらしいですね。群れにいても、雄は最後にメシを食う。まさにサラリーマンのようです。外で一生懸命働き残業もし、付き合いもある。それで家に帰って残り物のご飯を食べる。地球の潤滑油であるサラリーマンみたいなもの。ハイエナが素敵なエコな動物であることを学びましょう。だから、会社で上司に手柄を取られたりしても、それをパワーに替えることができたらいいんです。ライオンに獲物を取られるというだけで、アゴを強くするように進化したのと同じようにね。

あと、ハイエナは忍耐力がすごい。走るスピードは時速30kmとかしか出ませんが、延々走れるので、相手が疲れるまで待つの。そこまで我慢して追いかける。夢や希望と一緒だよ! いつまでも走り続けて頑張る。サラリーマン、いつか社長になれるかも、いや、なれない! でも、頑張る。ハイエナって超かわいいの! 相手がギブる(ギブアップする)の。最初は獲物となる動物がハイエナから逃げるんだけど、何分経っても後ろにいるの。だんだん距離が縮まり、諦めて『さぁ、どうぞ(私を食べてください)』となる。そこまでハイエナが追いかけても、結局近くのライオンに獲物を取られてしまうのです。人間もこの忍耐力が必要ですよ! オレなんて谷に落ちましたが、スタッフさんとか友達とか、仲間というトランポリンで上がれたイレギュラーパターンです」

 ハイエナ愛を熱弁し、最後は芸能活動自粛などの逆境から復活した自身とハイエナを重ね合わせていた。

(C)AbemaTV

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