15日放送のAbemaTV『橋下徹の即リプ!』に出演した朝日奈央が、橋下氏に選挙に関する素朴な疑問をぶつけた。
一昨年の参院選では「私も投票に言ってきましたー!」と、ハッシュタグ「#選挙に行こう」とTweetした朝日。しかし、投票所では「行かなきゃなと思って毎回ちゃんと行ってるんですけど、どうしようかなと思っていつもわからなくなる」と明かした。
橋下氏は「全部理解して判断することができないのは当然。これから経験積んでいけばいい。まずは今の状態で良ければ、与党に、不満を感じたんであれば野党に入れる、ということで良いと思う。ニュースの解説委員なんかは"きちんと政策を見て判断しろ"と言うけれど、細かく見れば自分が賛成できる政策、反対できる政策は与党も野党もごちゃまぜだから、全ての政策に賛成できるということはないと思う。時代や地域が違えば、権力者を変えるためには血を流さないといけない。でも平和な民主国家の日本では、投票で最高権力者の権力を奪うことができる。今の政治でいいかなと思えば与党、嫌だったら変える、ということでまずは良いと思う」とアドバイス。
そして「政治家をやって痛感したのは、税金は票をくれる所に回るということ。選挙に行くのは高齢者ばかりだから、そっちに税金がわんさかいくし、票にならない若い子の事は考えない。予算90兆円以上のうち、若い人がせめて3分の1くらいは分捕らないと。だから朝日さんがTwitterで呼びかけてくれたとおり、重要なのは投票に行くこと。決めきれなければ白票でもいい。白票でも、投票率としてカウントされるから、政治家に"若い子たちの白票が多いな、これはいざとなれば反対に動くかもしれない"と思わせることもできる。そうすれば、若い子たちのこともほっとけなくなる。若い子向けの投票所を作ったり、来てくれたら何か渡したりするとか、工夫も必要かもしれない」と提案した。
朝日は「Twitterで呼びかけてみたら、私の友達も結構行ってくれた子がいました。アイドリングの元メンバーだけで20人くらいいるんで、もっと言います!」と笑顔で応じていた。(AbemaTV/『橋下徹の即リプ!』より)