元乃木坂46の伊藤万理華が初の写真集「伊藤万理華写真集 エトランゼ」（集英社インターナショナル刊）を2月20日に発売。これを記念して東京・福家書店新宿サブナード店にてお渡し会およびマスコミ向けの囲み会見を行った。
昨年末に乃木坂46を卒業した彼女。22歳の誕生日に発売した写真集について「大きいスーツケースを3個持って行って、自分でスタイリングを決めて、衣装の8割が私服です」と見所を語る。また撮影場所の香港での思い出を聞かれ「自分で衣装を持ってかなきゃいけないっていうので、正直観光って気持ちにはなれなくて、あんまり香港を満喫できませんでした」と笑った。
会見中には、スタッフからサプライズの誕生日ケーキが贈られる場面も。これに彼女は喜びの表情を浮かべてから、「この本もそうなんですけど、スタイリングに関わったりだとか、自分から何かを作りだすとか、そういうのも出来るとお仕事の幅が広がるかなと思います」と22歳の抱負を口にした。
すべて私物という本日の衣装について伊藤は「誕生日だしフォーマルがいいかなって。最近パンツスーツのセットアップが好きで」とポイントを語る。続けて写真集のお気に入りのカットについて聞かれると、お寺で撮影されたページを指差しながら「受付のおじいちゃんと映ってて。けど普通に写真を撮っていても、おじいちゃんが全然興味を持ってくれませんでした。それがよく写真に出ているかな」とシュールな1枚を選んだ。
今作には水着姿のカットも収録されているがこれについて彼女は「意外と大丈夫でした。あんまり抵抗はなかったです」とさらっと語る。また報道陣から「写真集に点数をつけるとしたら？」と聞かれると「満点です。結構死ぬ気でやったし、満点以上はつけられないですけど」と返した。さらに昨年末で乃木坂46を卒業した伊藤に「今後の芸能生活、どういった道に進みたいですか？」と質問が飛ぶと、彼女は「映像のお仕事が好きなので、関われたらなと思います。スタッフの一員にもなって一緒に作れたら。映画も簡単に出来るもんじゃないと思いますけど、機会があれば」と語った。
最後に伊藤は「これから活動していく中で、この写真集が自分（私）の名刺になるように作りたいってスタッフさんに仰っていただいて、その言葉で自分も死ぬ気で…というと大げさかもしれないけど、積極的に関わりたいなと思いました」と振り返ってから、「写真集と思わずに、気軽にパラパラと見ていただけたらいいな」とアピールして、囲み取材を締めくくった。
