俳優の大杉漣さんが21日、急性心不全のため66歳で亡くなった。大杉さんの突然の死を悼むコメントがアメブロを通じて寄せられている。
女優の土屋太鳳は22日にInstagramと連動したアメブロを更新。あまりにも突然で あまりにも早くて あまりにも寂しいです」と大杉さんの訃報に触れた。土屋は現在舞台『プルートゥ PLUTO』の出演のためベルギーに滞在中だが、日本で上演されていた際には大杉さんが楽屋見舞いに来てくれたといい、「私は御礼をヨーロッパから帰ったらお送りする予定でした。ヨーロッパから帰ったらなんて思っちゃいけなかったんだ」と悔やむ気持ちをつづった。また、2016年放送のドラマ『お迎えデス。』での共演を振り返り、「私はその中で他の作品の世界と行き来していて大杉漣さんは、そんな私にいつもあたたかく声をかけて励ましてくださいました」ともつづっている。
俳優の升毅は、大杉さんとの出会いは1981年に公開された映画『ガキ帝国』だったといい、「何なんだろう?ありえない…」と信じられない気持ちをつづり、「いつも芝居に真摯に向き合い 見栄を張らず 自然体で 決しておごらず 誰にも優しい そんな先輩のような 役者でいたいと 心から思っています」と決意を述べた。
タレントのモト冬樹は、大杉さんをはじめ落語家の笑福亭鶴瓶らと一緒に飲んだエピソードを披露。「その時大杉さんがしぶいフォークソングを歌われたのを思い出す」と振り返り、「味のある素晴らしいバイプレーヤーだった大杉漣さん 実におしい役者さんをなくしてしまった」と悼んだ。
お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおは、数年前に大杉さんとコントをしたことを回想。「強面ですがスゴく優しくて…カッコ良くて大好きな俳優さんでした。まだ信じられません」とつづっている。
俳優の高橋克典は「嘘だろ?」と題したブログを更新。「漣さん、冗談だと言ってください」と一言だけつづり、ショックの大きさを伝えている。