「マジでヤバいモノが手に入る! 買えるAbemaTV社」は、AbemaTVでは初となる通販会社リアリティーショー。6回目の放送を迎えた8日はこれまでの販売方法と異なり、ある特定ジャンルに強みの持つハンバイヤー同士が生き残りをかけて火花を散らす、「ハンバイヤー戦国時代」に突入した。
![「無骨キャンプ」vs「グランピング」 生き残りをかけた「キャンプ対決」の軍配は?](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/0/8/724w/img_085cbf1f651f0825db8c5ba3fa79ba87348315.jpg)
番組冒頭、「リアリティとヒリヒリ感」を出す施策として、販売部長・伊達学氏がサイバーエージェントおよび買えるAbemaTV社の代表取締役社長でもある藤田晋氏に「ハンバイヤー対決」を提案。概ね了承を得られた一方、「思い付きは基本浅い」と、しっかりお灸も据えられた。
スタジオで今回の試みと概要を説明した伊達氏は、「同一カテゴリ―において、なぜ、二人が戦わなければならないのか? を描いていく。販売対決に勝利した場合は、トップハンバイヤーとして、レギュラーハンバイヤーに昇格。さらに今後、同一カテゴリ―の商品販売がある場合は、必ずその方に依頼する。第1弾はキャンプ・アウトドア対決です」と語った。
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トップバッターに指名されたのは、これまで無類のキャンプ愛を語ってきたお笑い芸人のスパローズ・大和一孝。「皆さん、遊ぶための努力、したことあります?」と視聴者に語り掛けた大和は、日常を非日常に変える天才。自宅でもキャンプ道具を使用して調理し、インスタでその料理写真をアップ。その料理が美味しそうであることから「大和さんはお金持ちなんですか?」と、フォロワーから質問されたことを告白した。しかし、実際は家賃2万4000円であることを明かし、「貧乏でも、美味しいもの食べていいんですから」と、胸を張った。
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一方、気になる対戦相手はグラマラスなキャンプ「グランピング」を日本で流行らせた立役者のスタイリスト・平健一。「メーカー、広告、媒体など、商品を提案する側で働いてきた人間なので、負けるわけにはいかない」と語り、さらに大和のキャンプスタイルに関して「どちらかと言えば、ユーザー側。普通だな、と。むしろ、使っていただいて有難う御座います」と、立ち位置の違いを鮮明にした。
「普通のキャンプ」と一刀両断されたスパローズ大和は、「(本来なら分かち合えるのに)こんな形で出会いたくなかったです」と、苦しい胸の内を明かした。そんな大和が紹介した商品は「トランギア ストームクッカーS(13,000円・税抜)」。一番初めに買ったキャンプグッズであり、「僕のキャンプ好きが始まったと言っても過言ではありません」と、自身のキャンプの原点を披露。さらに、スウェーデン製のこの商品、60年前から形が変わっていないと説明を付け加え、自身の思い入れだけに止まらず、商品の信頼性を補足した。
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一方、アウトドアマニアの平が勧めるのは、NASAが開発したという「オールウェザーブランケット(2,500円・税抜)」。耐久性に優れ、天候問わず防災などキャンプ以外の用途にも幅広く使えると太鼓判。「長く使い続けるのが本当のエコ」と話した。突然、花見を連想させる子芝居を開始した平は、ゲストの鈴木あきえに対して「あきえちゃん、花見こっち、こっち」と手招き。鈴木が長年、王様のブランチで培ったリアクションを引き出すなど、プレゼン力も見せつけた。
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画面がスタジオへ戻り、藤森から商品の存在を知っていたか? と聞かれた大和は、「嘘をつこうか迷いましたが……」と前置きをしたうえで「知りませんでした」と正直に応じ、苦々しい顔。まさかの一方的な展開に藤森は、「流儀、スタイルがありますから、必要なかったのでは」とフォローも忘れなかった。
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