「マジでヤバいモノが手に入る! 買えるAbemaTV社」は、AbemaTVでは初となる通販会社リアリティショー。6回目の放送を迎えた8日はこれまでの販売方法と異なり、ある特定ジャンルに強みの持つハンバイヤー同士が生き残りをかけて火花を散らす、「ハンバイヤー戦国時代」に突入。第1弾はキャンプ・アウトドア対決。お笑い芸人のスパローズ大和一孝vs アウトドアマニアの平健一の対決だ。
お笑い芸人スパローズ大和一孝が先に、キャンプ実演の舞台である「道志の森キャンプ場」に到着。広々とした山の中。道路標識などなく、カーナビの画面も真っ白の大自然。到着するや否や、持参した缶ビールを1本飲み干し、まずはハンモックを掛けて寝床を確保した。
その一方、平は違った。モンゴルの遊牧民が使用する伝統的な移動式住居であるパオ。その他、ツリー・ハウスなどが常設されたキャンプ場「PICA富士吉田」に到着。スタッフに「あれ、テントとかに泊まるんじゃ？」と質問されると、「テントはもういいんです」と即答。室内にはエアコンやヒーター、ソファーやベッド、さらに施設内に大浴場を備えるなど快適そのもの。乾杯の飲み物はビールではなく、“モエシャン”ことモエのシャンパン。これを見た大和は「パーティーピーポーには負けたくない」と本音を滲ませた。
火起こし作業に必要な木材調達に向かった大和が、「これ、ヤリマンって言うんですよ」と拾い上げたのはスギの枯れ落ちた枝や葉っぱ。「誰でも簡単に」火がつけられることから、キャンパーの間では「ヤリマン」と呼ばれているのだとか。キャンパーの間では周知でも、放送的にはグレーな発言に「キャンプのイメージ悪くなるから」と、MCのオリエンタルラジオ藤森慎吾はとっさに反応。しかし、大和がファイヤースターターで細かく裂いた麻縄に着火。油分を含む白樺の樹皮に火を移し、スギを被せて着火。さらに丸太に十字型に切り込みを入れ、スウェーデントーチ式焚火を披露すると、幻想的なトーチの炎にスタジオでは感嘆の声が上がった。
料理対決も正反対だった。アウトドアマニアの平健一の火おこしは単純明快。ロウが塗られた牛乳パックを割き、1300℃のライターでいとも簡単に着火。その後、ダッチオーブンで手際よくチキンの丸焼きを調理。インスタ映え確実なうえに香草と塩気で味も絶品だった。
一方の大和はまさかの天ぷらをチョイス。カキは揚がりやすいと自画自賛。さらにステーキ、すき焼きと立て続けに調理をし、「家の中で食べても豪華な料理。これを雪の中で食べるなんて最高でしょ」と大和。
番組スタッフに「キャンプとは？」と月並みな質問を掛けられた平は、「遊びでもあるけど、生活の一部。ファッションもアウトドアの仕事も同じで日常になった。道具も然り。その点でオールウェザーブランケット。花見にも使える、防災グッズにも使える。仮に大切な命がこの4,000円程度で助かるなら、絶対に持っておいた方が良い」と、ようやく真面目な一面を見せた。
一方の大和。「ストームクッカー売れますかね？」と、ハンバイヤーとしての命運を握る直球の質問を投げつけられると、「正直、3個でいいと思っています。個数じゃなくて、（僕がそうだったように）購入した3人の人生が素晴らしいものになればそれでいい」と、キャンプを通じて得た、豊かな人生観について語った。
なお今回の勝敗は放送後、1週間の総売り上げ数で決する。また次回のハンバイヤー対決はカリスマホスト対決。経営者としてグループの威信、ホストとしてのプライドを賭けてカリスマホスト一条ヒカルが、最強の刺客・冬月グループのNO.1ホスト星咲五奏の挑戦を受けて立つ。
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