アニメ「BanG Dream!」および1周年を迎えたゲームバンドリ! ガールズバンドパーティ!(ガルパ)」の主人公・戸山香澄役を務めている、声優・愛美は香澄同様に「歌」とともに生きている。芸能活動のきっかけが歌である愛美にとって、香澄は「感情で歌を歌うところが共通点」だという。愛美として、また香澄として圧倒的な熱量で歌い続ける思いを聞いた。

 愛美の代表作の1つともいえる香澄役は「自分の直感を信じて真っ直ぐ進める子! 友達に対しても嘘がなくて、怖いものなしで素直にぶつかってくれるから、自分が友達だったとしたらとってもうれしいなー♪」と受け止めている。演じ始めてから時間は経つが、最近になって、自分との共通点が見つかった。「香澄は歌を歌いたいからバンドを始めたわけではありません。バンドにキラキラドキドキを感じたから。それを大好きなみんなと共有したいから。だからその気持ちが歌詞になり、歌になる。私もライブで毎回歌い方が変わるのも、その時に香澄として感じた気持ちで歌うからです」。歌は気持ちを伝えるツールだという。

 愛美自身、アニメの世界に「歌」から飛び込んだ。「私がこの世界を目指した理由はアニメソングを歌いたいからでした。アニメソングやアニメにとても勇気付けられて、生きる希望を見出すことが出来たからです」と、自分を支えてくれたものに、今度は生み出す側に回りたくなった。「いろいろオーディションを受けるうちに、アニメに関われる仕事って歌だけじゃないなと思い、声優という職業にも興味を持ちました」。最後と決めて受けたオーディションで、歌手デビューとともに事務所への所属が決定。歌手兼声優・愛美が誕生した。

 2010年のデビュー以来、感情を前に出した歌を歌い続ける信念は変わらない。ただ、悔しさで唇を噛む経験もあった。「これまでに『声がブレるから感情を込めないで』と言われたことがあって、悔しかったんです。実力がないから、その場で感情を込めてブレずに歌うこともできなかった。そこから練習して壁に当たり続けて、歌はセンスが重要だということにも気付きました」と、発見もできた。「自分がなかなか伸び悩むのも、センスがないからだと落ち込んだりもして…。それでも私の歌を好きと言ってくれる人たちが確かにいて、『感情が伝わってくるから』だと。その言葉が励みになって、私は今でも感情だけはだれにも負けないようにしようと強く思ったんです」。技術不足を突きつけられた結果、自分の魅力を再認識することになった。

 香澄役として過ごした期間はまだそれほど長くないが、今後もともに歌と気持ちという共通点を持って、マイクを握り続けていく。「いつも素敵なストーリーや音楽で楽しませてくれるガルパ、これからも愛してください♪ そして、バンドリのこれからの展開に一緒にキラキラドキドキしてくれたらうれしいです♪ これからもよろしくお願いします!」。むき出しの感情が聞いた人に届き続ければ、愛美も香澄も今まで以上にもっと心に響く歌を歌うはずだ。

(C)AbemaTV

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出演者は、MC:愛美、(Poppin'Party…です。
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