2015年にスタートしたアニメ「BanG Dream!」とともに、声優人生を歩み出した者がいる。西本りみだ。アニメ、および1周年を迎えたゲーム「バンドリ！ ガールズバンドパーティ！（ガルパ）」の牛込りみ役は、「自分の片割れのような存在」と、1つの役柄以上の感情を抱いている。「とにかく愛らしい存在」と語る牛込りみ役への思い、デビュー時の思い出を振り返ってもらった。
声優・西本りみと、花咲川女子学園のガールズバンドのメンバー・牛込りみは、まさに同時に“誕生”した。2015年、BanG Dream!の記念すべき1回目のライブイベントでデビュー、その場で2人の「りみ」がお披露目された。「いきなり『初めまして』だったので、受け入れていただけるか不安でしたが、皆さんの優しい笑顔にとても救われました。今でもあの時の景色は忘れられません」と、夢のような景色は目に焼きついている。
実は牛込りみの「りみ」は、西本の「りみ」だ。「私の名前が珍しいから、キャラもそのまま『りみ』でいこうってなったので。キャラが私に合わせて決まった名前なんです。だから必ずこの先もずっと守ってあげたいって思う子です」と、自分の一部と感じながら演じている。
2人の「りみ」はともに成長もする。牛込りみが作品中で練習をすれば、それに合わせるように西本も同じようにベースを練習する。「経験はあったのですが、独学で弾いてきたので、きちんと習ったことはありませんでした。だから正しいフォームや基礎練習は今でもしっかり行っています。もともと音楽は大好きなので、苦労だと思ったことはありません」と、音楽への思いも2人がシンクロする。
ガルパのサービスリリースから1年が経ち、アニメだけでなくゲームとしても、より世界が広がり、ファンも増えた。「あっという間の1年でした。いつもバンドリを、ガルパを応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます！これからもっと盛り上げていけるように、一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします！！」。ファンにとっては、2人の「りみ」がどう成長していくかを見守るのも、大きな楽しみの1つだ。
（C）AbemaTV
