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 AbemaTV【韓流・華流チャンネル】で人気ドラマ『応答せよ』シリーズの第2弾である『応答せよ1994』が3月26日(月)より放送される

 『応答せよ』シリーズとは、2012年に韓国で放送され、ケーブルTV製作ドラマ史上最高の視聴率を記録した『応答せよ1997』のドラマシリーズで、『応答せよ1994』はその第2弾となる。『応答せよ1997』は、33歳の主人公たちが2012年の現在と、学生時代を過ごした90年代を行き来しながら初恋、友情の物語を切なく、そしてユーモラスに描き社会現象に。韓国中を熱狂させ、主演を演じたソ・イングクとチョン・ウジンは本作で一気に大ブレイク、各授賞式でベストカップル賞を受賞するなど、主役級の俳優に踊り出た。

 今回の『応答せよ1994』も前作同様、1994年を舞台に現在と過去を行き来しながら7人の男女の初恋や友情を描いた作品となっている。今回の舞台は、ソウルの新村(シンチョン)の下宿屋。地方出身者限定の下宿屋に6人の若者が集まってくる。全員、田舎者出身者で訛りも丸出し、そんな若者たちは将来への夢を追い求め、大学生活を有意義に過ごしながら、恋に、青春に立ち向かう。そして、そんな若者たちを温かく見守るのが、下宿屋を経営する夫婦だ。今回も『応答せよ1997』に引き続き、ソン・ドンイルとイ・イルファが夫婦役を演じており、ファンにとっては嬉しいところだ。

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 1994年、ナジョン一家は慶尚南道(キョンサンナムド)の馬山(マサン)からソウルに引越してきた。延世大学の大学生であるナジョン(Ara)は、両親が営む下宿先に住む5人の学生たちと一緒に住んでいる。彼女にとって実の兄のような幼馴染のオッパ、スレギ(チョンウ)。大学進学を機に地方からやって来たお調子者のヘテ(ソン・ホジュン)、レスリー・チャンに似ているというサムチョンポ(キム・ソンギュン)、寡黙な青年ピングレ(バロ)、アイドルの熱狂的なおっかけユンジン(ドヒ)。そしてピングレのいとこでソウルに暮らす大学野球界期待の星チルボン(ユ・ヨンソク)。彼らがともに過ごした8年間の日々。そして2013年、ナジョンの新居に再びあの6人が集まってくる。その中には、現在ナジョンの夫となった男性も―。果たして、それは誰なのか? 2013年の現在、ナジョンが誰と結婚していたのかが、物語の大きな軸となっている。

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 視聴者の中で、夫の有力候補とされるのが、スレギだ。スレギは延世大学の医大生。医大生ということもあり、頭は良いが、プライベートは家では常にジャージ姿で、ナジョンの顔をつねったり、兄妹喧嘩並みのじゃれ合いばかり。1994年では兄弟のような関係の2人だが、もしかしたらナジョンの結婚相手なのかも?と思わせる伏線が多く、不器用だが男らしい姿に思わず胸キュンしてしまうだろう。

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 そして、もう1人の有力候補は、下宿先に住む寡黙な青年ピングレのいとこで、ソウル出身のシティボーイ、チルボンだ。延世大学の野球チームの投手。イケメンで人気者、なのに性格が良いという非の打ち所のない人物。下宿先に遊びにいくうちに、ナジョンが気になっていき…。こちらもナジョンの未来の夫?と思わせる伏線が随所に散りばめられている。

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 果たしてナジョンの未来の夫となったのは誰なのか?演じている俳優でさえ、最後まで教えられなかったというシナリオ。張り巡らされる伏線の数々に観る人も謎解きのようにストーリーを追っていき、最後には「あー!そうだったのか!」と、思わせるエピソードが盛りだくさん!観終わった後、もう一回観たくなるような珠玉のドラマとなっている。

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 ちなみに、下宿先の娘であるヒロインのナジョンは1994年当時に、大人気だった延世大学バスケットチームのイ・サンユンの大ファンで、追っかけをしているという設定。また、同じく下宿しているユンジンが追っかけている歌手も、1994年大ヒットしていた「ソ・テジ・ワ・アイドゥル(ソ・テジと子供たち)」という元祖K-POPアーティスト。このように1994年を色濃く反映しているのも、大人気となった秘訣だろう。さらに、全員が地方出身という設定から、ソウルに上京したことがある人にとっては共感するようなポイントが随所に散りばめられており、1994年の懐かしさを感じながら楽しめるドラマとなっている。

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 また、本作も前作と同様、ほぼ全員がこれでブレイクを果たしている。『応答せよ1997』では俳優としてはまだ無名だった主人公2人をトップスターに押し上げたが、本ドラマも出演した俳優が一気にブレイク。ヒロイン演じるAraは、今回の役作りで、自慢のロングヘアをバッサリと切り、前髪パッツン&ショートヘアにイメチェン。1994年に人気だったオーバーオールも着こなし、方言も使いながらヒロインを完璧に演じきり、本作が代表作に。日本でもSMエンターテインメント経由でavexと契約し、Araで日本デビューをしている。スレギ演じるチョンウも、この作品で一気に大ブレイク。過去にも多くのドラマや映画に出演していたが、長い下積み時代だったと本人も語っており、この作品をきっかけに主役クラスに上り始めた。

 放送開始前から大ブームを起こした「1997」の続編だっただけに、期待度が高かった本作。プレッシャーも高いなか、蓋を開けてみると前作以上の盛り上がりを見せ、瞬く間に社会現象となった。また前作の出演者たちや、K-POPアーティストがカメオ出演したりと、シリーズファンにとっても嬉しいポイントが盛りだくさん。予測不可能な結末に、笑って泣いて、ほんわかして、胸キュンするドラマ、ぜひこの機会におススメしたい。『応答せよ1994』は3月26日(月)21時よりAbemaTV【韓流・華流チャンネル】にて放送される

応答せよ1994 第1話 ソウルの人たち | AbemaTV(アベマTV)
応答せよ1994 第1話 ソウルの人たち | AbemaTV(アベマTV)
出演者は、Ara、チョンウ、ユ・ヨンソク、ドヒ、…です。
【応答せよ1994 放送決定記念】一挙放送!応答せよ1997 10~16話(終) | AbemaTV(アベマTV)
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