「マジでヤバいモノが手に入る! 買えるAbemaTV社」は、AbemaTVでは初となる通販会社リアリティーショー。「リアリティーとヒリヒリ感」を信条に、様々なカテゴリ―におけるハンバイヤー対決が実施される。
15日の放送では、前回対決が行われたお笑い芸人スパローズの大和一孝と、アウトドアマニアでスタイリストの平健一による「キャンプ対決」の勝敗結果が発表された。
発表を控え、「AbemaTVで放送しているカンニング竹山さん司会の『The NIGHT』という番組に出演させていただいているのですが、『（大和が負けたら）こっちの番組も終わらせる』と言われました」と大和が告白すると、MCを務めるオリエンタルラジオの藤森慎吾は「背負うものがデカイ」とリアクション。さらに大和は「皆さん、この番組が終わっても職業は無くなりませんけど、僕はこの2つの番組が終わったら、芸人から『ただのアルバイト』になってしまうんです」と悲壮な思いを語った。
一方の平健一は、「負けるとは思わないですね」と相変わらず余裕の笑顔を浮かべた。この自信を見せつけられた大和が悲愴な面持ちになって1点を見つめていると、藤森はすかさず「ほら、大和さんもう、死刑宣告された顔になっている」と突っ込んだ。気になる販売個数は、55対4。僅差とは程遠い、平の圧勝。机に突っ伏した大和は、しばらく顔を上げることができなかった。
この結果に平は、「すみません、僕の身内も買っていました」と白状したが、藤森は「それも含めて力ですから」と不問に付し、「で、どうするんですか？ 大和さん」と、逆に大和に問い掛けた。
しばらく俯いた大和は、「泣きついて何とかなるなら床でも何でも舐めますけど……」と声を絞り出すのがやっと。これに対してハンバイヤー対決の仕掛け人である伊達学・販売部長は、「ルールはルール。今後、キャンプカテゴリーのハンバイヤーは、平さんにお願いします」と、明言。
すると、ゲストの鈴木あきえが「ということは『ビークー』ですか？」と、甲高い声で重苦しい雰囲気を切り裂くと、「ちょっと、軽い言葉で表現しないでくださいよ」と、大和は切なそうに切り返すのがやっとだった。
最後はノーサイドの精神で握手を交わした二人。今までのやや傲慢キャラを捨て、素を表した平は「ありがとうございました」と平身低頭。一方の大和は、「キャンプ場で会いましょう」と、すべてを受け入れ、吹っ切れた様子だった。
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