3月23日に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』では、「あざといけど効果抜群!芸能界生き残り戦略BEST5」が放送され、お笑いコンビ・ハライチ岩井勇気が登場。中川知香、日比美思、山地まり、Niki菊地亜美の5人に芸能界の生き残り術を伝えた。

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 岩井といえば最近は「腐り芸」で知られる。これは、とにかく様々なものに対して「毒舌」とは異なる手法で斜に構えながらも本質をついた発言をすることだが、さっそく番組でもその芸を繰り出した。それはブログやSNSで自分の子供の写真を出すいわゆる「ママタレ」に対するものだ。

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「よく自分の子供の写真を晒してまでお金稼ぎたいよな、と思うんです。子供を危険にさらしてまでお金稼ぎをしたいのか? 顔の部分をハートなどで隠す人もいます。スタンプで隠してまで子供出してお金稼ぎたいの? 

あとは、“イクメン”ってのも意味がわからない。自分の子供育てて“イクメン”っておかしいでしょ? 友人が死んで、代わりにその子供を育ててるなら別だけど。そしてなんで“イクメン”はあるのに“イクママ”って言わないの?」

 そのうえで、「“僕イクメン”、と言ってるとしたらクズ野郎ですね」と厳しいひと言を述べた。岩井は「売れ続けるには2パターンの人間がいる。天才的なセンスがあるか、生き残る戦術に長けている」という考え方も持つ。

「後者はセンスとかはないけど、生き残る術を身に着けて生き残っている人たちです。そもそも『バラエティの技術』とか『テレビの技術』って意味がわからない。普通の人間としてはいらないものです。『ワイプ芸』ってあるでしょ。ワイプにいる人は驚いていないといけないわけですよ。普通に生活していたら、芸能界における『生き残る術』ってのはいらないですが、そこを身につけた方が芸能人としては大成します」

 その芸を岩井は知っているものの、自分自身が実践することについては抵抗感があるという。

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「オレはわかっているけどできないんです。だけど、迷いなく100%できる人が生き残るんです。ワイプで『うわーっ!』ってできる。でも、オレは『あぁ、あぁ』ぐらい。それで呼ばれなくなりますが、それは本望。こうやって呼ばれないなら、芸能界が間違っていると思う。オレは芸能界全体を変えたい。ワイプ芸という言葉がある時点でおかしい。まっさらにしたい」

 かなり踏み込んだ問題提起をした岩井だが、「芸人に敵はつくりたくない」という理由で同業者である芸人の悪口は決して言わないことにしているという。

(C)AbemaTV

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