「我々は意見が一致しないことがあった。イランの核合意については、私はひどいと思ったが彼は悪くないと思っていたようだ」
トランプ大統領が13日、ティラーソン国務長官の解任をTwitterで発表した。就任直後から意見の食い違いなどで政府高官を次々と交代させてきたトランプ大統領。ティラーソン氏とも北朝鮮問題などで方針が合わず、米朝首脳会談を前に強硬姿勢のポンペオ元CIA長官を後任に起用する。
意見の合わない人を排除するトランプ大統領の人事について、原宿の若者の声を聞く「原宿ニュースそれな」には次のような意見が寄せられた。
「1つの考えを持っていたら、対抗的な考えの人を下につけておいた方が上手くまとまるんじゃないか。独裁的になってしまうのは残念。それ(解任)以外にもうちょっと手立てが無かったのかなって。トランプさんの政治力の無さが出ちゃったのかなと思う」(18歳・男性/高校生)
「トップに立つ立場として、やりづらいなら切っても良いんじゃないかな」(20歳・男性/大学生)
「世界が関係してくる大事な事を、トランプさんの人差し指一本(Twitter)で世界に発信するというのは責任感に欠けているんじゃないかと思う」(18歳・女性/高校生)
トランプ大統領がこれまで解任した側近・高官は以下のとおり。
【2017年】
1月 イエーツ司法長官代行
2月 フリン大統領補佐官
5月 コミーFBI長官
7月 プリーバス首席補佐官
7月 スカラムッチ広報部長
8月 バノン首席戦略官
【2018年】
3月 ティラーソン国務長官
3月 マクマスター大統領補佐官
(AbemaTV/『原宿アベニューより』)