AKB48が4月1日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて、グループ単独としてはおよそ2年ぶりとなるワンマンライブ「AKB48単独 コンサート~ジャーバージャって何?~」を昼夜2公演で開催。約3年ぶりとなる組閣による新チーム体制のお披露目コンサートとなった。
ライブは最新シングル「ジャーバージャー」で幕開け。岡田奈々は「センターを務める楽曲がコンサートタイトルになるなんて」と喜びを爆発させた。現体制での各チームのパフォーマンスの後には、新体制の4チーム(岡部チームA、込山チー ムK、高橋チームB、村山チーム4)が、それぞれのチームカラーを全面に出したパフォーマンスを繰り広げる。さらに、向井地美音や樋渡結衣といったフレッシュ選抜や、新チーム体制では各チームや研究生として分かれて活動することになる16期生、さらに加入したばかりのドラフト3期生らも随所でステージを彩り、新しいAKB48のスタートを強く印象付けた。
この日の公演をもって、姉妹グループからの兼任が解除される、宮脇咲良、北川綾巴、白間美瑠たちに、グループの総監督を務める横山由依から感謝と労いの言葉が贈られる場面も。白間は「兼任をしてたくさんのお姉ちゃんができました。沢山甘えて沢山勉強させてもらいました」と振り返った。
また、メキシコのドラマ「LIKE」に海外キャストとして出演する為、1年間の留学へと旅立つ入山杏奈の壮行会が行われた。入山は悩んだ末に海外での挑戦を決意したことを明かし、「時間を無駄にせず、ビッグになって海外でもAKB48の名前を知ってもらえるように頑張って帰ってきます!」とファンとメンバーに力強く約束。「離れていてもAKB48が大好きです! 行ってきまーす!」と笑顔で発して、ステージを後にした。最後には、横山が「これからAKB48、48グループとして大きいところを目指していきたいと思います。これからもグループの応援よろしくお願いします」と総監督らしく締めくくり、AKB48にとって新たな門出となるライブは幕を下ろした。
夜公演のアンコール明けには、5月30日にリリースされるAKB48の52ndシングル表題曲「Teacher Teacher」が、サプライズで初披露された。本楽曲は、先日3月19日にSHOWROOMにて発表となった選抜メンバー29名による楽曲で、6月16日に開催される「第10回AKB48世界選抜総選挙」の投票対象シングルとなっている。振り付けは、神話(SHINWA)やPSY、 そして5月に日本デビューを飾るGFRIENDを手掛けるパク・ジューが手がけ、「先生を誘惑する女子生徒」という妖艶な内容の歌詞に沿った、グループ史上最もセクシーなダンスに仕上げられている。満を持して本作でセンターを務めるAKB48チーム8の小栗有以は、「今日のコンサートに出演して、あらためてAKB48が好きなんだなと思いました。そのAKB48の戦力になれるよう精一杯頑張りたいと思います!」と力強く挨拶した。
小栗有以コメント
ファンの方やメンバーからもかわいい曲だと予想をされていたので、私もかわいい曲が来るかな?と思っていました。(イメージとして)かわいい曲(が合う)と思われがちなんですけど、 実は今回の「Teacher Teacher」のようなかっこいい曲も好きで、ちょっと大人っぽい楽曲でした。いい意味でみなさんの予想を裏切る楽曲ですごく嬉しいです。
(歌詞が先生を誘惑する女子生徒という、同世代を描いたものですが?)
そういう経験が当然ないんですけど、「Teacher Teacher」を歌うときは、自分が歌詞のような生徒だって思い込んで、そう演じて踊るように心がけています。
今回センターに選んで頂けて、素直にすごく嬉しいです。
不安もあるんですけど、先輩、メンバーたちが支えてくれているので、すごく心強いですし、私もセンターに選んで頂いたからにはAKB48の魅力、「AKB48はまだまだ勢いがあるんだぞ」ってところをたくさんの方に、私も先頭に立って伝えていけるようにがんばっていきたいと思います、引き続き応援よろしくお願いします。