「マジでヤバいモノが手に入る! 買えるAbemaTV社」は、AbemaTVでは初となる通販会社リアリティーショー。29日の放送では、「カレー以外の幸せを捨ててきた」と自負するカレー研究家・一条もんこが、パッケージから味付けまで、構想10年を費やして完成させた至極のレトルトカレー「あしたのカレー 5箱・1995円(税抜)」をお披露目した。
下北沢にあるカレー専門店「般゜若 (パンニャ)」で働きながら年間800食以上のカレーを食すという彼女は、「CDと同じでジャケットが大事。味がイメージできないと手が伸びない。お母さんのカレーをイメージしているので、お母さんっぽく、日本人の国民食らしい写真を使用しました」と説明。一条自身が登場するパッケージを見たMCを務めるオリエンタルラジオの藤森慎吾が「もんこ丸出しですね」と感想を述べると、ゲストの鈴木あきえは「もんこ感がたまらない」とリアクションを重ねた。
「自分の手が入ると全然違う。工場は私の鍋みたいなもの」と話す彼女。工場のある名古屋まで自ら足を運び、「噛んだ時に噛み応えがあり、お子様でもお年寄りでも食べられる」という2.5cm(通常のレトルトの野菜は1cm~1.5cm程度)の大きさに野菜をカットするなど、精力的に試作を重ねること4回。ついに運命の試食を迎えた。神妙な面持ちでスプーンを口に運んだ次の瞬間、「社長きた」と薄っすら目に涙を浮かべ、その仕上がりの高さを喜んだ。
スタジオで実食した藤森慎吾は「ウマい」と静かに話した後、「お店で食べるカレーとは全く違うけど、家庭で食べる最高級のカレー。ひと晩寝かせたコク、そして“もんこの10年”がスパイスとして入っている」と興奮気味。さらに鈴木あきえは「もんこ~」とマイルドで実感がこもった反応を見せた後、「レトルトと全く思えない」と絶賛した。
後日、完成品を手にした一条がやってきたのはカレーの激戦区と知られ、400軒以上の店舗がひしめく東京の神田・神保町エリア。そこで店を構える店主に「あしたのカレー」を含む3種類の市販レトルトカレーをどれが一番美味しいか次々と食べ比べしてもらった。こだわり続けた「具材感と煮込んだ感」が評価され、1番の評価を受けると「10年の色々な思いが形になった」と涙を流した。
買えるAbemaTV社の販売部長伊達も「初出し、限定というのが魅力的、ぜひヒット商品にしたい」と手応えを語った逸品は、番組放送中に販売個数150個を突破し、「AbemaTV」2周年記念特価により半額の998円(税抜)となった。なお「あしたのカレー」は、4月5日まで番組購入サイトにて「AbemaTV」2周年記念特価で購入できる。
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