DMM.com証券のサービスである『DMM バヌーシー』の所属馬「キタノコマンドール」の皐月賞出走が決定。9日行われた「DMM.com証券 記者発表会」に、「キタノコマンドール」の名付け親である北野武、フリーアナウンサーの加藤綾子、管理調教師の池江泰寿氏、騎手のミルコ・デムーロ氏、そして『DMMバヌーシー』事業統括・野本巧氏が登壇した。

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 『DMMバヌーシー』にゆかりはないという北野だが「(野本氏と)友達だから来た」とのこと。キタノコマンドール以外にも2頭命名しているといい、そのうちの1頭の名前は「キタノインパクト」。名付けた昨年9月の段階ではまだ調教もされておらず、その実力は未知数だったというが、現状かなり調子がいいそうで、5月の1週目に入厩日が決まり6月にデビュー予定。

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 北野は「ちゃんと走って、ドーピングさえバレないのであれば(いける)」と冗談交じりに期待。野本氏は「やっておりません(笑)」と否定し、キタノインパクトの調教師である藤沢和雄氏について「競馬界の北野武のような大御所です」と説明。北野が「(藤沢氏が)独立したんだって?」と自身のオフィス北野独立騒動にかけてボケると、「独立はされていないと思います。まだJRA所属だと思います……」と野本氏はしどろもどろになっていた。

  さらに北野は、「この次は『オフィスキタノインパクト』。コース外れちゃったりして。あとは『グンダンインパクト』。言うこと聞かない」とジョークを連発。野本氏は「競走馬でいうと失格ですね」と苦笑していた。

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 イベントでは北野が名付けた3頭目の馬の名前も発表。その名も「キタノブルー」。ディープインパクトを父にオールウェイズウィリングを母に持ち、2017年に生まれた1歳の雄馬・キタノブルーは、「映画でちょっと認められた時に、キタノの映画はこんな感じだったなっていう思いを込めて。凱旋門賞まで行くようにつけた(※北野作品は青みがかった色彩で印象的であると高評価を得ていた)」とのこと。「『キタノグレー』とか『キタノホワイトアンドブラック』だったらちょっと怪しいぞっていう。3頭ともいいところまで行くぞ!」と期待を寄せていた。

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 イベントの後半では北野が皐月賞の結果を予想。北野が「確定 コマンドール1着!ぶっちぎり!」と発表すると、野本氏は「もっと違うことを書かれるかと、関係ないことを書くかと思っていました」と真面目な回答に驚き。すると北野は「勝負事というのは1着じゃなきゃダメだから!2着じゃダメだ!蓮舫!!だから民主党はあんなことになっちゃうんだ!!」と北野節を炸裂。さらに、「皐月賞でコマンドールが優勝しなかったら引退します!あくる日から『タケシキタノ』でいきます!」と宣言し、池江氏は「たけしさんを引退させないようしっかり調教していきたいと思います」と気を引き締めていた。

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写真:野原誠治

テキスト:堤茜子

キタノブルー
キタノブルー
DMMバヌーシーで出資を募集している競走用馬キタノブルーについてご紹介します。DMM.com証券のDMMバヌーシーは10,000円からはじめられる競走用馬ファンドサービスです。
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