女性問題が週刊誌に掲載されることを理由に辞任すると報じられている新潟県の米山隆一知事が17日、会見を開いた。
冒頭、深々と頭を下げた後、「皆さんの期待している話ではないかもしれないが、まだ結論は出ていないという話をさせていただきたい」と話し始めた米山知事。
「知事の職はやりがいのある仕事であり、いろんなプロジェクト、政策が出来上がってくるのが嬉しくて、最後までやりたいという気持ちを今でも持っている。一方、皆さんもご承知のように、ここ2、3日、県政が空転し、多くの方にいろんな労力を払わせてしまっている。人間にとって一番大切なのは時間。その時間を空費することはあってはいけないと思う。知事になってわかったのは、自分で言うのもなんだが、知事って県民にとっては非常に素晴らしい、太陽であるべき。太陽が陰ってきちゃいけない」と説明。
週刊誌の取材を受けたという"女性問題"については「責められる余地はあった」とし、「あと1日2日、気持ちを整理する時間を与えて欲しいと県民の皆さんにお伝えしたい。その時に詳細もちゃんとお話させていただきたいと思います」と話し、具体的な内容、進退についての明言は避けた。
また、取り組んできた原発問題について話が及ぶと、涙を見せる場面もあった。(AbemaNewsより)