タレントの森下千里(36)が、16日付の日刊ゲンダイDIGITALで聞き慣れない病気を患っていたことを告白した。

 森下は2015年1月、熱っぽさとのどが腫れた感じから内科で診察を受けていたという。その時は「扁炎」と診断され薬を処方されたが、2~3日経っても熱が下がらず、首が太くなるなどの症状に悩まされていたそうだ。

 友人のアドバイスもあり、以前に声帯ポリープの手術を受けた病院で診察を受けると、そこで告げられたのは「亜急性壊死性リンパ節炎」。耳慣れない病名に森下は「何だそれ?」と思ったという。

 森下が患った「亜急性壊死性リンパ節炎」とは、いったいどんな病気なのか? 市立伊丹病院アレルギー疾患リウマチ科 主任部長の寺田信氏は「多くの場合は自然に治る病気です。『亜急性』というのは、数日から数週の経過でリンパ節が腫れて、高熱が出るような病状。原則はステロイドというお薬を使わなくても、消炎鎮痛剤なんかでも時間をかけると治っていく良性の病気です」と説明する。

 森下は1週間ほど通院し、2日に1回のステロイド点滴によって症状も良くなったという。それまで「弱さを見せちゃダメ」という考え方で生きてきたという森下は「弱音を吐いても失礼じゃないんだな」ということを今回の病気で学び、アドバイスしてくれた友人に感謝したという。

(AbemaTV/『AbemaNews』より)

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