18日夕方、新潟県の米山隆一知事が会見を開き、辞職願を提出したことを明らかにした。
米山知事は17日、自身の女性問題に関する取材を受けていたことが明るみになったのを受けて記者会見を開き「気持ちを整理する時間を与えてほしい」と話した一方、内容や進退についての明言を避けた一方、知事の職への未練も滲ませ、涙する場面も見られた。
きょうの会見で米山知事は「落選中、なかなかお付き合いする方に恵まれない中で、相手の方の歓心を買うという中で、プレゼントがあったり、金銭の授受があった。私としては交際の中でのことであったと思っていたが、しかしそれはそうでないと言われる余地もあった。このような報道もなされ、県政に混乱をきたした。私の不徳の致すところで、これ以上の混乱を避けるため、自分の行動にけじめをつけるため、辞職を決意した。付託を受けた仕事がこのような形になってしまったことは慚愧に堪えない。原発関連の安全性にきちんと正面から取り組むという課題、その歴史的使命を果たすことができなかったことは辛い気持ち」と話した。(AbemaNewsより)