18日夕方、新潟県の米山隆一知事が自身の女性問題を報じた『週刊文春』の発売を前に会見を開き、辞表の提出を報告した。同誌によると、米山知事は当選前から、名門私立大学の女子大生Aさん(22)ら複数の女性と都内のマンションやラブホテルで、1回当たり3万円で「援助交際」を行っていたという。
この問題について、19日放送のAbemaTV『橋下徹の即リプ!』に出演した橋下氏と舛添要一氏がコメントした。
まず橋下氏は「週刊文春は大嫌いだし、米山も大嫌い。維新から選挙に出る時、"応援しに来てください"と言うから寒い中行ったけど、けったいなヤツやな、常識もないヤツやなと思ったら、案の定落ちて。そしたら今度は悪口ばっかり言ってくるようになって、何やねん!お前!って思ってた。だけど今回の件、思いっきり謝るなら、辞めなくてもよかったと思う。やった行為は決して推奨できることじゃないけど、50歳で独身だし、女性と付き合うきっかけが出会い系サイトだというのは別に悪いことではない、女性の身体だけを求めてお金を与え続けるのは認められないかもしれないが、恋愛のとっかかりとして、お金やプレゼントから入るというパターンだって否定はできない。しかも相手が複数人だとしても米山は独身なんだから、何人かの女性に声をかけながら、一人に決めていくというのもプロセスとしてはある」と指摘。
「そもそも売春防止法というのは曖昧な法律で、一応当事者は違法になるんだけど、罰則はない。なぜかと言えば、男女のことは複雑だから。これは良い、これは悪いと決められない。今、米山に言いたいのは、お前は俺に対してどれだけ強気で言ってきたんだと。他の人にもどれだけ喧嘩売ってきたんだと。なんでそれをメディア相手にやらないのかね。それが弱さだと思う。僕が独身で同じ立場だったら、不適切なことだし、買春だ条例違反だと問われる可能性もあるから謝ります。二度とやりませんから、と言うだろう。だけど、なんであんなところで泣いたんだろう。頭にくるヤツだけど、俺の所にきたらアドバイスしてやったのに…」。
さらに橋下氏は「トランプ大統領が当選した時も、みんな人間的におかしいからと文句を言っていた。でも、キレイ事ばかり言ってもだめじゃない?銀座でだって新地でだって、付き合いたい、もう一歩進みたい、男女の関係になりたいとプレゼントしたり、いろいろやってるじゃん。"女性活躍"と言うんだったら、自立した成人の意志は尊重すべきだと思う」とも述べた。
舛添氏は「米山くんは後輩だし、僕が国会議員のときには"政治家になりたい"と出入りしてた。私が国政を離れて都政に行った後、新潟県知事になった。極めて優秀な人。なんで彼女の一人も作れなかったと思う。蟄居謹慎中でなければ、いくらでも紹介したのに…俺の所に早く相談来てくれれば…"舛添女性塾"だよ!(笑)」とコメントしていた。