21日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送された。
竹山は、作家の五木寛之氏がBSの某番組で“断捨離”に関する発言をしていたという話を切り出す。断捨離は不要なモノを捨てて執着から解放されるという思想で、新しい片付けの考え方として一世を風靡した。
竹山は“終活”として、「残されたものに迷惑かけない」という断捨離の考え方は「いいことだと思ってた」と明かす。しかし、五木氏の話を聞いたことで「断捨離なんかしちゃいけない」と思い直したという。
モノがあることによって「自分の思い出を振り返りながら生きていく」ことの大切さを知ったという竹山。「思い出を噛みしめながら死んでいく」という考え方には「目からうろこ」だったそうで、「断捨離って俺ら目線」と、子どもが親に向かって身辺整理を進めているだけなのでは? と気づいたそう。
「我々が死ぬ世代になったときに分かることなのかもしれない」と、現在の自分では推しはかれない部分があるとも語る竹山は「(断捨離は)年寄りの人たちはしたくないものなのかな?」と、心境を推察していた。
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