AbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」の#2が4月22日に放送され、「先着ムチャぶり地獄」と題した東京予選・後半戦の模様が明かされた。
先着ムチャぶり地獄は、8つのゲートから時間差で出されるお題をクリアした先着250人が予選通過。そのお題はいずれも参加を躊躇するものばかりであったが、終盤に出された一つのお題は、その中でも群を抜いていた。「落選するまで鉄仮面」。お題を聞いた総合MC・極楽とんぼの加藤浩次は「これ、何だろう」と首をかしげたが、本物の鉄仮面が登場すると会場は一気に凍り付いた。
「落選、もしくは1億円取るまで(鉄仮面を)してなきゃいけない」。当該ゲートのガーディアン・ペナルティのワッキーから説明があると、何となく勢いで集まった参加者たちは後ずさり。それでも勇気ある数名が立候補すると、加藤の指示のもと、じゃんけんで勝利した1人の男性が鉄仮面を被ることとなった。
壇上で鉄仮面に南京錠をかけられた男性は、ガヴァチョと名乗る30歳。西川口のパブに勤めている。スタッフ同行で帰宅後、カギを渡されてルール説明。いつ外してもOKではあるものの、素顔がSNSなどにアップされたら、その時点で脱落となる。外出時の着用が義務付けられたも同然だ。
つけ麺をすする時も鉄仮面。花見も鉄仮面。日常生活に支障をきたしまくっているかと思いきや、意外にも彼は鉄仮面生活を楽しんでいた。パブでの仕事着はセーラー服。予選から鉄仮面を被って戻ってきた彼を見て、「鋼のメンタルだよ。面白いからスケバン刑事にしちゃおう」とママが用意してくれたそうだ。今では鉄仮面キャラを活かして店の人気者。視界が悪いがゆえのミスの連発はご愛敬だ。
「ゲイなのに隠してる。オカマなのに隠してる。だったら自分で(1億円で)お店を出して、その人たちの憩いの場になればいいかな」。どうしても叶えたい夢だと、ママとの出会いで23歳から水商売の世界に飛び込んだ彼は語る。「絶対優勝しろよ」。ママの激励を後押しに、人生の大逆転を狙う。
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