韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長による南北首脳会談と両国の共同宣言を受け、安倍総理が首相官邸でぶら下がり取材に応じ、「朝鮮半島の非核化等について真剣に議論したこと、北朝鮮を巡る諸懸案の包括的な解決に向けて前向きな動きと歓迎、会談の実現にいたるまでの韓国政府の努力を称賛したい。今回の会談を受け、北朝鮮が具体的な行動を取ることを期待、今後の動向を注視していく」とコメントした。
今後、共同宣言の内容についても2007年の盧武鉉大統領と金正日総書記との間で声明との比較分析を行い、会談の詳細な内容についても文大統領から直接電話で聞く予定だとし、「拉致問題、核・ミサイル問題の包括的な解決に向け日米韓、さらに中国やロシア、国際社会とも連携していきたい」とした。
また、共同宣言が米中との３か国・４か国会談について触れていることを受け、記者から「日本が外交において蚊帳の外に置かれているのではという懸念がある」と尋ねられると「それは全くありません」とした。（AbemaNewsより）
なお、今夜放送のAbemaPrimeでは、新潟県立大学国際地域学部の浅羽祐樹教授をゲストに、今日の首脳会談について徹底分析する。
