タレント・ぺえが29日、都内で行われたLGBT(性的マイノリテイ)の啓発イベント『春のカラフル大運動会』にゲスト参加した。
この運動会は、昨日開幕したLGBTの祭典『東京レインボープライド』(会期:来月6日まで)に関連した参加型イベントの一つ。およそ100名の参加枠が決まっているだけで、年齢も、国籍も、セクシュアリティ、運動経験を問わないまま、自分のペースで楽しめる催しとなっている。
LGBTのアイコンとして活躍中の、ぺえ。イベント終了後に、体験談が聞けた。
開会式の挨拶に立った段階では「出会いを求めていきたい。恋人候補の方は、気軽に話しかけてほしい」と不純な動機をもらしていたそうだが、プログラムの「ムカデ競争」「綱引き」「トラックリレー」などが進んでいくうちに、表情が時おり変化。周囲からも「顔が怖い」とツッコミが入り「あんたの方が怖い」とののしり合いほど真剣になり、互いのことを悪く言って笑わせた。
個人戦ではなくチームで力を合わせて、楽しむ運動会。ぺえは「初対面でも、2、3時間が過ぎると団結力が生まれた。感動した!」と気づいたこと、心の内を叫んでいた。
テキスト・写真:野原誠治