AbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」の4月29日放送回で、スポーツ紙が幸運のアイテムとなり、劇的な結末につながった。
大阪予選の内容は「500人王様ゲーム」。総合MCを務めるお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次がクジで引いた番号のボールを持つものが王様となり、60秒以内に勝利の条件を提示。これを満たしたものが予選を突破でき、定員250人ピッタリとなるまで続けられるが、定員をオーバーする条件、その場で証明できない条件、類似条件、王様本人にしか当てはまらない条件などはNG、即ち王様のみ失格となる。
次々と王様の条件でクリアしていく中、残り5人となった状況下では、王様は条件限定ボックスから札を引き、示された内容に従って勝利の条件を提示しなければならなくなった。条件は「見た目」「持ち物」「見た目・持ち物以外」の3つだ。ある王様は「見た目」を引いたのにも関わらず「凍っているペットボトルを持ってる人」と提示して、条件を満たせずアウト。加藤が所持者を確認すると2人いただけに、「持ち物」札を引けていれば…と悔やまれた。
続いて壇上へ呼ばれたのは、黒いニット帽を被った男性。提示した条件は「競馬欄のあるスポーツ紙を所有」であった。大阪予選が開催されたのは4月1日。阪神競馬場でGⅠの大阪杯があるから持っていたとのことだが、何と会場にも所持者が4人いたのである。ピタリ5人で合格の事実を知ると、王様は両拳を天高く突き上げた。
興奮する加藤から1億円の使い道を聞かれると「貯金します」。意外と堅実な回答をした王様は、「結構かたいんだなぁ。ギャンブラーなのに」と笑われていた。
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