自宅に女子高校生を呼び出し、無理やりキスをしたとして、強制わいせつの疑いで書類送検されていたTOKIO・山口達也(46)が、起訴猶予処分になった。

 同処分を受けて、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が1日に初めてコメントを発表。今回の騒動を謝罪するとともに、山口以外のメンバー4人の決断を尊重する考えを明言した。

 「TOKIOのメンバーもそれぞれが23年の時を重ねて今の場所に立っています。彼らが、まず何をすべきか、これからをどうしていくか、彼らが考えて決めていくことを受け止めます。私自身はすべての所属タレントの『親』としての責任を負いながら今後も彼らが“ひと”として成長できますよう、支援し続けて参る所存でございます」(ジャニー喜多川社長)

 そして、2日14時より山口以外のTOKIOのメンバー4人が緊急会見を開いた。会見では冒頭、リーダーの城島茂が「本日は私どものためにわざわざお集まりいただき、ありがとうございます。今回、TOKIOのメンバー山口達也が犯した事件におきまして、ご家族にお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。ファンの皆さま、スポンサーの皆様、TOKIOのメンバーとして関係者の皆様に深くお詫びします。本当に申し訳ございませんでした」と涙を浮かべて挨拶し、謝罪した。

 城島は、先月30日の夜に騒動後初めてTOKIOのメンバー5人全員で会ったことを明かした。山口は土下座し、謝罪の言葉を述べたという。その後、山口はかばんから一通の封筒を出し、辞表を提出した。山口の辞表は事務所宛てだったが、今はリーダーとして城島茂が預かっているという。山口は「TOKIOに迷惑をかけるのでやめたい。やめさせてくれ」とTOKIO脱退の言葉を口にしたが、会見でリーダーの城島は「その場で自分たちがどうすべきか、山口の処遇も含めて、そのとき、答えを出せなかった」と、まだ答えが出せていないことを報告した。

 メンバーの1人、国分太一(43)は朝の情報番組で「4人での会見は4人で話し合って決めたこと。自分たちの今思っていることを自分たちの口で伝えていきたい」と語っていた。会見で国分は「何が起きたのか分かりませんでした。でも普通はこの辞表を認めるべきだと思います」とコメント。続けて「ただ、自分たちも冷静ではありません。山口も憔悴しきった状態で、その辞表を受理したとしても、僕は山口を見捨てることはできません。彼が被害者の方とどう向き合っていくのか、どう自分と向き合っていくのか、それをしっかりと見続けないといけない。本当に申し訳ございませんでした」と涙ながらに謝罪した。

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