5月1日にNMB48を卒業した市川美織が、自身の人生が変わった瞬間として、2016年末の「NHK紅白歌合戦」で行われた企画「AKB48 夢の紅白選抜」を挙げた。「『今まで私がしてきたことは間違いじゃない』という証明になった気がしました」と振り返った。
市川は、4月29日に放送されたAbemaTV「リアルカイジGP」の出演後、インタビュー取材に対応。1億円で人生逆転を目指す番組にちなみ、自身における「人生が変わった瞬間」をたずねられた市川は「AKB48 夢の紅白選抜」企画を挙げた。
「AKB48 夢の紅白選抜」は、2016年末の「NHK紅白歌合戦」に出演するメンバーを選ぶ視聴者投票企画で、紅白公式アプリとデータ放送を使ったシステムは、ファンの間でも「1人1票に非常に近い形」だと話題になった。そちらで見事10位にランクインした市川は、「『今まで私がしてきたことは間違いじゃない』という証明になった気がしました」と振り返った。
市川は、「総選挙でランクインはするんですが、思うような順位になれなくて、『今まで自分がやってきたことは、なんだったんだろう? ただレモンの話をしているだけの奴だったのかな』と悩んでいました。でも紅白選抜で10位をいただくことができて……。続けてきてよかったと思えました。投票という形で、周りの方々がそう証明してくれたことがうれしかったです」と語えた。
ファンの支えがあるため、5月1日にNMB48を卒業することにも不安はなかった。「小さなころから芸能活動をしてきたんですが、オーディションを受けても落ちまくっていました。でもAKB48グループに入って、少しずつ名前を知られるようになってきました。もう1人じゃないんだと、昔より心強いです。ファンの方が私に自信を与えてくれる。だから、『1人になってからが勝負だ』と言われますが、不安はとくにありません」と笑顔を見せていた。
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