マリナーズのイチロー選手(44)が球団の特別アドバイザーに就任し、選手としては今シーズンの残り試合に出場しないことが決まった。引退ではなく、選手をサポートしながら練習を続け、来シーズン以降に選手としてプレーする可能性もあるという。
この異例の契約内容に、日本時間のきょう午前8時に行われた記者会見でイチロー選手は「寂しさはあるが、これで終わりではない」「大好きなチームの1番の助けになるのであれば喜んで受ける」と語った。
会見を見た長嶋一茂(44)は朝の情報番組でコメント。「イチロー君みたいなスターは野球殿堂入りするの間違いないわけですから、フロントは彼をこんな形で引退させてしまったら、ファンから総スカン食いますよ」と選手としての活躍に期待を寄せた。
一方、月間最優秀新人に選ばれたエンゼルスの大谷翔平選手(23)は「イチロー選手が野球、ファン、また国のために貢献してきたことに敬意を払いたいと思います」とコメント。また、かつてチームメートとしてプレーしたヤンキースの田中将大(29)選手は「真っ先に浮かんだのは、今年これで対戦する機会はなくなってしまうのかと思いました」と残念そうに話した。
イチロー選手は契約を結ぶことで半永久的にマリナーズにとどまることになり、日本球界に戻る可能性がなくなった。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)