5月5日、映画『孤狼の血』の公開記念 特別展 開催記念テープカットが紀伊国屋書店 新宿本店にて行われ、同作の主演を務める役所広司と原作者の柚月裕子氏が登場した。

会場となった新宿本店入り口前には観客が殺到。大混雑となったが、その中で 柚月氏は「皆さん立ち止まってくれて本当に嬉いです。紀伊国屋の中も全て『孤狼の血』で染まっております。映画、あと1週間に控えました。多くの皆さんにご覧いただきたいと思います。よろしくお願いいたします」と挨拶。役所は「新宿の皆さん、こんにちは。役所広司と申します。紀伊国屋書店の中は『孤狼の血』だらけになっています。ぜひ立ち寄ってください。柚月先生の原作もありますので、原作を読んで映画を見てくださっても結構ですし、映画を見て、また原作をお読みになってくださっても結構です。今日はしばらくの時間ですが、どうぞよろしくお願いします」と挨拶。

テープカットが行われると、会場は拍手に包まれた。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国公開される。

ストーリー
物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一(松坂桃李)は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所広司)とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し……。
写真:野原誠治
テキスト:堤茜子
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