5月12日夜10時より、AbemaSPECIALチャンネルにて、AbemaTV(アベマティーヴィー)開局2周年記念オリジナル連続ドラマ『会社は学校じゃねぇんだよ』の第4話が放送された。

『奪い愛、冬』(2017年テレビ朝日)などのテレビドラマや映画の脚本を手掛けるだけでなく、舞台の演出や作詞など様々なジャンルで活躍する鈴木おさむ氏が脚本を担当した本作は、学生時代、渋谷のギャル男たちの代表をしていた主人公の藤村鉄平(三浦翔平)が様々な壁にぶち当たりながらも、「会社は学校じゃねぇんだよ」と決め台詞をはきながら、仲間とともに起業し、前に進んでいくリベンジサクセスストーリー。企画者である藤田晋の著書『渋谷ではたらく社長の告白』をベースとしている。

ベンチャー企業「ビットバレーエージェント」の沢辺社長(豊原功補)に憧れ会社に入社したものの、その理不尽なやり方に痺れを切らし、同期の火高(早乙女太一)とともに21世紀を代表する会社「サイファークリエーション」を立ち上げた鉄平。第3話では、後輩の翔太(松岡広大)、元モデルの華子(宇野実彩子)も仲間に加えることとなった。

鉄平たちの会社に投資をしてくれた有名投資家の泰三(松岡充)のおかげで有名お菓子メーカー「三菓堂」からプレゼンのチャンスをもらったサイファークリエイション。ちょうどそこに、華子が集めてくれた80人のインフルエンサーが登場。鉄平たちはようやくインフルエンサービジネスで勝負できることを喜んでいた。

しかし、事態は急変。沢辺の根回しによって、インフルエンサーのモデルたちが次々と華子のもとを離れて行ってしまうことに。それでも鉄平は「諦めたら試合終了だ!」と次の作戦を考え、決して華子を責めようとしない。そんな鉄平に心動かされた華子は、再び渋谷の街へ繰り出し、モデルたちに「話を聞いてほしい」と呼びかけに行くのだった。

一晩中駆け回り、32人のインフルエンサーを引き戻すことに成功した華子。インフルエンサーの数は、プレゼンの競合相手であるビットバレーエージェントの子会社「ビットバレーネクスト」の10分の1の人数となってしまったが、鉄平はある案を思いつく。そして、「インフルエンサーじゃなくて、社員になれ」とモデルたちに呼びかけた。

いよいよプレゼン当日。「ビットバレーネクスト」は300人以上のインフルエンサーを抱えていることをアピールする一方、鉄平らはインフルエンサーは0人だが、元モデルの社員がいることを会社の付加価値としてアピール。さらに、「覗き見カメラ」というアプリにより、美人社員たちの社内での様子を覗き見できるとし、その中で「三菓堂」のお菓子を食べている様子も公開することで、自然と商品を宣伝できることを主張した。

数日後、プレゼンの勝利の連絡を受け、祝賀会を行う鉄平たち。そこへ、モデルたちの引き抜きをした女性ファッション誌の編集長(ふせえり)がやってくる。プレゼンの際に鉄平が美人社員たちとの月1での交流会も提案していたことを聞きつけた編集長は「色仕掛けなんてサイテー。下品な人たち」と侮辱。そんな編集長に鉄平は、「会社は学校じゃねぇんだよ」と声をあげ、「大事なのは結果だ!」「金で買えるんだったら買う。下心を利用できるんだったらする。使えるものは全部使う。それが世の中の基本だろう」と力強く訴えた。

数々の壁にぶち当たりながらもあきらめずに立ち向かっていく鉄平に勇気をもらえる内容となっている本作品。第4話を観た視聴者からは、「覗き見カメラ」を使った鉄平のプレゼン内容に、「鉄平はほんまに考えることが外れててすばらしい」「社員TSUEEEEEEEEEEEEE」「俺も入りたい」「良い戦略」「なるほどー」「やることがかしこいい!!」「元モデル社員、最強かよ」「上手いな考え方」「確かにこのやり方は強い」「これは採用」「これ乗らないわけない」と感心する声が多数寄せられていた。


(c)AbemaTV
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