5月2日にAbemaTVで放送された「ゲーマーズウォー」に、YouTubeチャンネル登録者数42万人の配信者でプロゲーマーの「もこう」が出演。ゲスト出演者の18歳「ポケカメン」に“オヤジ狩り”を受けた。ゲーマーズウォーは、ホスト役のもこうが毎回異なるゲストのゲーマーを迎え撃つ番組。敗者には視聴者が選ぶ厳しい罰ゲームが執行される。
この日、両者はオンライン対戦型アクションゲーム「Gang Beasts」で対戦。同ゲームは、「ギャング」同士が、ひたすら素手でタイマン勝負を繰り広げるというもの。複雑な操作は必要なく、もみ合いつつ、相手を戦闘不能に追い込んでいく。ユニークなのは、勝敗の決まり手。相手を溶鉱炉に突き落としてみたり、電車にひかれさせたり ……。キャラクターが粘土のような形状をしているので、残酷さは感じさせず、むしろ笑いを誘う。
ゲストのポケカメンは、最初から攻めまくった。逃げるもこうを捕まえ、襟首をつかんでは引きずり回し、高層ビルから落とそうとする。その間、ボタン連打はもちろんのこと、「おら、おらぁ」「落ちろ落ちろ」「ジャンプ、パンチ」など、ずっと叫びっぱなし。はじめのうち、もこうも対抗して声を出していたものの、しだいに迫力に押されて無口になっていった。
あまりものハイテンションっぷりに、もこうはポケカメンに年齢を尋ねた。彼は前髪とサングラス、マスクで顔を完全に隠しており、外見から年齢を推定することは不可能だった。答えは「18歳」という意外なもの。若さと勢いを前にして、もこうは戦意喪失。階段の踊り場から突き落とされ、溶鉱炉に投げ入れられ、工場のローラーに引きずり込まれ……。そのなぶり殺しぶりは、オヤジ狩りと呼ぶにふさわしいものだった。
一方的な展開で敗れたもこうには罰ゲーム「ハートフルテレフォン」が執行された。母親に電話をかけ、親の財布からゲーム代をくすねていた子ども時代の悪事を告白し、謝罪した。母親は電話口で「ちょっとショック」とつぶやいた。ポケカメンとの対戦で受けたダメージを増幅させるひとことに、もこうは肩を落としていた。
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