AbemaTVで放送中の人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」。エントリー総数3万5000人の中から、幾多の過酷な挑戦をクリアした1人だけに1億円が贈られるという前代未聞の企画は、各所で話題になっている。その賞金額もさることながら、参加者1人1人には「どうしても1億円が欲しい理由」があることがわかってきた。神奈川県在住の吉島崇憲さんは、身寄りのない犬猫の保護のために立ち上がった男だ。
吉島さんは神奈川県愛甲郡清川村で「清川しっぽ村」という動物保護施設を運営している。始めてから6年目に突入し、ブログでは日々、愛らしい犬や猫の様子を公開している。「現在、犬猫合わせると60頭近く」を保護しているが、設備は手作りで増設したこともあり、経年劣化でボロボロの状態だという。「(1億円もらえたら)より多くの身寄りのない犬猫を保護できるシェルターを新たに作るか、引っ越しをしたいと考えています」と、大金をそのまま犬猫たちの“安住の地”のために使うつもりだ。
覚悟を持って臨んだ東京予選では見事に通過。大きな関門をクリアし、1億円まで1/500のところまでやってきた。愛くるしい犬猫たちのために、吉島さんは第2ラウンドの地、栃木へと向かった。見事に1億円を手にした時「しっぽ村」は村どころか「しっぽ町」、さらには「しっぽ国」になるかもしれない。
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