
フィギュアスケート史上最大のスキャンダル<ナンシー・ケリガン襲撃事件>ー。この事件の渦中だった実在のフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの波乱万丈な半生を描いた話題作『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』が全国大ヒット公開中。
本作は、アメリカ人女性初のトリプルアクセル成功者で2度のオリンピック代表選手“トーニャ・ハーディング”をフィーチャーした1本のドキュメンタリー番組から映画化プロジェクトが始まり、彼女の生いたちから、大きな影響を与えた母親をはじめとする特集な人間関係、そして、衝撃事件から前代未聞の靴紐問題まで追求し、彼女の波乱万丈な半生を描いた物語だ。
主演のトーニャ・ハーディング役は『スーサイド・スクワッド』(16)ハーレイ・クイン役で一躍スターダムを駆け上がったマーゴット・ロビーが熱演。脚本に惚れ込み本作のプロデューサーにも名を連ねたマーゴット・ロビーは、トーニャ・ハーディングのスケーティングのみならず、振る舞いを完全にコピーし、悪名高き伝説のフィギュアスケーターの真実を的確に伝えているとの評価を獲得。
また、トーニャの母・ラヴォナを演じたアリソン・ジャネイは、7度のエミー賞受賞歴を持ち、先日発表された第90回アカデミー賞、第75回ゴールデングローブ賞でも本作で助演女優賞を受賞した実力派。「あの娘は、どうせダメだって言わないと力を発揮しないんだ」と身勝手すぎる理念のもと、言葉と肉体の暴力で娘をねじ伏せる鬼母を強烈な存在感をもって怪演した。
ほか、トーニャの元夫・ジェフ・ギルーリー役には、『キャプテン・アメリカ』シリーズ(11・14・16)、『ブラック・パンサー』(18)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)バッキー役でお馴染みのセバスチャン・スタンが担当。愛する者を暴力で支配する男の複雑な感情を見事なまでに表現する。
《大ヒット記念》劇中ボクシングシーン映像を解禁!
マーゴット・ロビーが扮したトーニャ・ハーディングは、1994年<ナンシー・ケリガン襲撃事件>の裁判において、罪を認めることで懲役を免れるが、全米フィギュアスケート協会の登録抹消、スケート協会主催の協議会やイベントの参加は生涯禁止という判決が下される。そして、迎えた2003年。トーニャは、33歳でプロボクサーへ転身し、オクラホマ州タルサにあるクリークネーション・カジノのリングに立っていた。
解禁された映像では、ボクシングの試合の様子が映し出され「一生、スケートができなくなった私にはあまり選択肢はなかった。世間の注目と生活費を得るために何でもやったわ」というコメントから、2003年当時大統領になったビル・クリントンに次いで世界で2番目に有名だったこと、「暴力は昔から生活の一部だったからね」と語りながら激しく試合に挑む姿が。
SNS上では「虐待に反撃するトーニャが好き」、「おっかないオカン役のアリソン・ジャネイが強烈で、オスカー助演女優賞も納得」「めちゃくちゃ面白い!こりゃ現代版羅生門か?w」「ただの美人ねーちゃんだと思ってたマーゴットロビーは気合いが入ってて見てて清々しい」など本作への絶賛コメントはもちろん、「なんと、最後はボクシング!」「だって最後はボクシングだぜ?」と、本編最後に登場するこのボクシングシーンへの熱い反応や声が相次ぎ、フィギュア界から追放されプロボクサーへ転身した波乱万丈な人生を送った“トーニャ”という人物への驚き、そして、そんなトーニャの姿を見事に再現し、スキャンダルの真っ最中だった“あの頃”を蘇らせたマーゴットの熱演にも絶賛の声が上がっている。
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