アーティストのGACKTによるAbemaTVのポーカー番組「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」が5月11日に放送され、ヴィジュアル界代表のゴールデンボンバー・鬼龍院翔と俳優界代表の塚本高史が戦い、鬼龍院翔が勝利した。強運を持つ鬼龍院と、押しの強い塚本の好勝負だったが、視聴者が注目したのは、試合中にとにかくしゃべりまくるGACKTの実況&解説ぶりだ。
ポーカープレイヤーとして、世界各国のカジノで開催される大会に出場するほどの実力者GACKTは、1対1のタイマン勝負をテーブルの側で観戦しつつ進行役も務めるが、ポーカー(テキサスホールデム)のルール、両者の心理状態、明かされたカードによって可能性がある役の紹介など、休むことなくしゃべり続けている。
ヴィジュアル系の後輩でもある鬼龍院が、表情とは裏腹に塚本を出し抜いたシーンでは「まるで最低の小動物のように、この強烈なヴィジュアル界を生き抜いてきた」と独特の表現。さらに、強いカードが手元にある際に、わざと弱いふりをする「潜る」戦い方を得意と判断すると、「潜り好き。潜水士。ミスター海女さん」と、もはやGACKT語録と名がつくほどのトーク術を見せた。
また、最終的に鬼龍院が勝利した瞬間に「塚本さん、あなたも踏み台です!」と勝ち誇ると、即座に「出た!そうやって、ここまで来た男。最初はただのラジオに投稿する男の子だったのが、ここまで日本に名を連ねるミュージシャンになりました」と、スポーツ中継の実況ばりにネタまで入れる技も繰り出した。
鬼龍院は、第2試合で行われるYouTuber界代表のマックスむらい、アイドル界代表の矢口真里の勝者と決勝で対決するが、選手たちが熱い戦いを繰り広げるほど、GACKTの口と舌の動きも、さらに滑らかになる。
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