第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されている映画『寝ても覚めても』の公式上映がフランス現地時間14日午後4時ごろ行われ、俳優の東出昌大（30）と女優の唐田えりか（20）がレッドカーペットに登場した。
同映画は芥川賞作家・柴崎友香の同名小説を映画化した作品で、東出が1人2役で同じ顔を持つ2人の男性を演じ、その間で揺れ動く女性の姿を描いたラブストーリー。
東出は初めてのカンヌ国際映画祭に興奮を隠し切れない様子でその印象を「2000人も収容される会場で上映されるっていう経験が初めてですし、さすが世界のカンヌだなと、劇場に入ってきたときに思いました」と語った。
最高賞・パルムドールを争うコンペティション部門に出品されている今作品。公式上映が終わると観客から10分以上のスタンディングオベーションが起こった。
東出は「2階席の方から身を乗り出して拍手してくれている方たちがいて。その人たちに心の部分で届いたんだと思ったら、感謝の言葉を何て言ったらいいかわからなくて。下手なフランス語で『メルシー』と精一杯叫ばせてもらいました」と話した。
（AbemaTV／『Abema News』より）
