ももいろクローバーZが5月22~23日の2日間にわたり東京・東京ドームにて10周年アニバーサリーライブ「ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four ~in 桃響導夢~」を開催。23日の公演前にマスコミの囲み取材に応じた。
グループ結成10周年を迎えた感想を聞かれリーダーの百田夏菜子は「10周年を東京ドームで迎える事が出来るって本当に幸せな事」としみじみ語った後で、22日のドーム公演について「緊張もしたし『仲良くなれるかな?』って不安もあったんですけど、東京ドームがすごく優しく迎えてくれて、仲良くなれたって思います」と振り返った。10周年を迎えたくさんの人に祝福の言葉を掛けられたいう玉井詩織は「誕生日なんじゃないかっていうくらいすごいたくさん『おめでとう』と言われました。第2の誕生日みたいなもんなんですけど(笑)」と笑顔を見せてから、「昨日ステージに立たせてもらって幸せだなと思いました。それが2dayで今日もあるので、まだ夢の途中な感じがしています。今日も素敵な楽しいライブになればいいなと思います」と公演への意気込みを語った。
記者から「この10年を振り返って1番の思い出を教えてください」と質問が飛ぶと、高城は「1番って決められないですけど、初心に返って。10年前の5月17日に神奈川・川崎アゼリアで初めて『あの空へ向かって』を披露したんですけど、やっぱり私たちの原点でもあるし、そこからいろんな事が始まった」と回答。玉井は「(2014年の)東京・国立競技場でやらせて頂いたライブは、叶えたいけど叶わないと思っていたので思い出深い」と答え、佐々木は「昨日の夜、夏菜子ちゃんと『GOUNN』の衣装が印象的だったねと話しました」と笑顔を見せた。百田は「初めて音楽番組に出演した時『行くぜっ!怪盗少女』を披露させてもらって。その出演後に開催したフリーイベントにものすごい数のお客さんが来てくださって、テレビの力ってすごいなって感じたというか。また次のライブではお客さんが減っちゃってたりしたので、たくさんの方に見続けて頂くのって大変な事なんだなって実感しました」と当時を振り返った。
今後の夢や目標について聞かれると、百田は「今年、『春の一大事』ってライブを地元の人に協力してもらって開催する事ができて、すごく良いなって思いました。人との繋がりを感じながら、出会う人、出会う人が笑顔になってくれるグループになっていけたら」と語り、佐々木は「小さい子から、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで、ももクロの話題で盛り上がってくれるのはすごくうれしいので、これからもいろんな世代の方にグッとくるような事をしていきたいです」と口にして、玉井は「今回初めての東京ドームで、10年間やっててもまだ経験していない事ばかり」と前置きしてから、「まだやれていない事はグループを続けていないと出来ないので、まずは続けていく事が大事かな」と胸の内を明かした。高城は「ももクロは1番にライブを大切にしてきたグループで、ファンの方と直接コミュニケーションを取れる唯一の場所なので、これからもライブはずっと続けていきたいです。まだやった事のない会場もたくさんあるので、いろんな場所に行って歌とダンスを届けたいなって思います」と話した。