
『ゲゲゲの女房』(C)NHK
NHK連続テレビ小説の『ゲゲゲの女房』『てっぱん』『おひさま』『純情きらり』の4作品が、AbemaTVが運営するオンデマンドサービスAbemaビデオにて配信される。なお、AbemaTVでNHKの作品が配信されるのは初めてのことで、NHK連続テレビ小説を無料で配信しているのは現在Abemaビデオのみ。
配信の対象となった番組は『ゲゲゲの女房』『てっぱん』『おひさま』『純情きらり』
松下奈緒、向井理を主演に迎え、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、漫画家・水木しげるさんの妻・武良布枝さんの自伝「ゲゲゲの女房」を原案に、好きなことに命懸けで打ち込む夫を支え、おおらかに、そして朗らかに生きていくヒロインとその家族を描いた『ゲゲゲの女房』。2010年に放送された本作は、同年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に「ゲゲゲの~」が選ばれるほど話題を呼んだ。

『てっぱん』(C)NHK
そして、『ゲゲゲの女房』と同年の2010年に放送され、瀧本美織を主人公にお好み焼き屋を開業することになったヒロインの奮闘を笑いと涙で描いた『てっぱん』。井上真央を主人公に2011年に放送された、亡き母との約束を胸に、信州・安曇野、松本を舞台に、戦前戦中戦後を生きていく爽やかな一代記を描いた『おひさま』。そして、宮﨑あおいを主人公に2006年に放送された、八丁みその産地・愛知県岡崎市と芸術家たちが集まる東京の下宿を舞台に、昭和初期から激動の戦中戦後、さまざまな試練や戦火を乗り越えて、音楽への夢と愛を貫くヒロインの波乱万丈の人生を描いた『純情きらり』を配信する。

『おひさま』(C)NHK

『純情きらり』(C)NHK
Abemaビデオではこの4作品を無料で配信中、なおエピソードは平日毎朝8時に3話ずつ更新される。
番組概要
昭和14年、島根県の大塚の呉服屋の三女・7歳の飯田布美枝(菊池和澄)は、生来の引っ込み思案。厳格な父・源兵衛(大杉漣)、控えめな母・ミヤコ(古手川祐子)、優しい祖母・登志(野際陽子)、そして兄弟たちという大家族の中では目立たない存在だった。ところが、安来の商家に嫁いだ叔母・輝子(有森也実)が体調を崩したといううわさを聞き、布美枝は輝子に会いたい一心で、たったひとり遠く離れた安来の町まで走っていく。
村上あかりは、広島県尾道に暮らす高校3年生。鉄工所を営む父・錠と母・真知子、そして2人の兄に囲まれ、男勝りに育ったあかりは、ある日、堤防でトランペットを手にする女性・田中初音を見かける。彼女が、そのトランペットを投げ捨てると、迷わず海に飛び込み拾い上げるあかり。初音は、あかりにあきれながらも「あんたが拾ったもんや」と、トランペットを残して去る。
都内に住む主婦・房子(斉藤由貴)は、安曇野で陽子(若尾文子)と出会う。りんとして美しい陽子に魅力を感じた房子。陽子は、房子に自身の半生を語り始める。昭和7年。10歳の陽子(八木優希)は誠実な父・良一(寺脇康文)、優しい母・紘子(原田知世)、聡明な長男・春樹(中川大志)、明るい次男・茂樹(渡邉甚平)と東京から安曇野へ来た。それは、病気で先が長くない紘子と最期の日々を過ごす、覚悟の引っ越しだった。
昭和3年・冬、この物語の主人公・有森桜子は祖父・沖田徳治郎に連れられ、愛知県岡崎の名産・八丁みその老舗(しにせ)蔵元「山長」へ行きます。そこでかくれんぼをしていると、蔵元の御曹子・松井達彦のいたずらで、桜子はみそ樽(だる)に落ちてしまいます。そんな事情を知らない達彦の母で女将(おかみ)のかねは激怒。そのころ、事件を聞きつけて慌てる桜子の父・源一郎の元には、叔母の磯が東京から出戻ってきます。




