6月2日夜10時より、AbemaSPECIALチャンネルにて、AbemaTV(アベマティーヴィー)開局2周年記念オリジナル連続ドラマ『会社は学校じゃねぇんだよ』の第7話が放送された。

『奪い愛、冬』(2017年テレビ朝日)などのテレビドラマや映画の脚本を手掛けるだけでなく、舞台の演出や作詞など様々なジャンルで活躍する鈴木おさむ氏が脚本を担当した本作は、学生時代、渋谷のギャル男たちの代表をしていた主人公の藤村鉄平(三浦翔平)が様々な壁にぶち当たりながらも、「会社は学校じゃねぇんだよ」と決め台詞をはきながら、仲間とともに起業し、前に進んでいくリベンジサクセスストーリー。企画者である藤田晋の著書『渋谷ではたらく社長の告白』をベースとしている。
ベンチャー企業・ビットバレーエージェントの沢辺社長(豊原功補)に憧れ会社に入社したものの、その理不尽なやり方に痺れを切らし、同期の火高(早乙女太一)とともに21世紀を代表する会社・サイファークリエーションを起業した鉄平。第6話では、ビットバレーエージェントにインフルエンサー事業を売ることを決断するが、それを統括していた元モデルの華子(宇野実彩子)が交通事故で亡くなってしまうという衝撃の展開を迎えた。

華子の死を受けて、悲しみにくれ動揺する一同。その中で火高は、「華子のことが好きだった」と華子への思いを語りだし、「インフルエンサー事業を売却しなかったらこんなことにならなかったんじゃないか」と鉄平への本音を明かした。

それでも会社のことばかり話す鉄平に火高は怒りが収まらず、思わず殴りかかってしまう。鉄平は「俺は社長なんだ」と力強く声をあげた。

そんなある日、華子の妹の雪子(中村ゆりか)が会社へやってきた。雪子は、華子が会社に入ってから良い方向に変わったことを振り返る。そして、「短い命だったけど、お姉ちゃんを前向きにさせてくれる力を与えてくれてありがとうございました」と鉄平らに感謝を伝えた。

さらに、華子が最後にTwitterに投稿しようとしていた文章を鉄平に見せる。そこには、「悲しいことや、寂しくなることがあっても、それはきっと楽しいことや嬉しいことの入り口なんだよね。きっと。だから、悲しい時こそ笑って行こう。寂しい時こそ笑って行こう。不安を希望に変えてしまおうぜ。」という華子の前向きな思いが綴られていた。

華子の気持ちを知り、翔太(松岡広大)は自らがインフルエンサー事業のまとめ役になってビットバレーへ移動することを決断。鉄平、火高、堀田も仮想恋愛アプリ「ビットラブ」の開発に今まで以上に気合を入れる。

そして、大きな期待を背負ったサイファーは、いよいよビットラブをリリースすることに。鉄平はその瞬間を迎え、「華子ー!リリースしたぞ!」と一番に華子へ報告した。
ビットラブの輪は次々と広がっていき、3ヶ月後には500万ダウンロードを突破。しかし、800万ダウンロードを目前にしてシステムに不穏な影が迫り始める…。

そんな中、火高は鉄平に会社をやめることを告げる。戸惑う鉄平に、火高は華子の件で釈然としない気持ちがいまだにあるといい、「会社は学校じゃねぇんだよ」と鉄平の決め台詞を一言。続けて、「昨日まで隣にいて一緒の目標に向かってたやつが、明日からライバルになることだってある。それが会社ってもんだろ」と話し、鉄平へエールを送った。



今までずっと鉄平を支え続けてきた火高の突然の行動には、「やめんのかーい!ひだかロスくるやん」「火高やめないでー」「華子に続いて火高まで…」「2人のコンビ好きだったのにー「やだやだやだやだ」「火高すきすぎるやめないで」「この人おらんくなったらあかんやろ」「ひだかぁさん辛すぎる…」」など視聴者から絶望の声があがっていた。
(c)AbemaTV
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