6月16日に開票を迎える「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」に立候補している小栗有以、横山由依、岡田奈々、向井地美音、岡部麟へのインタビューテキストが到着した。

左から岡部麟、岡田奈々、小栗有以、横山由依、向井地美音
(C)AKS
このインタビューは5月27日に千葉・幕張メッセ国際展示場 10-11ホールにて開催された「KING RECORDS presents 50thマキシシングル『11月のアンクレット』51stマキシシングル『ジャーバージャ』全国握手会イベント AKB48祭り powered by ネ申テレビ」でのライブ後にAKB48スタッフによって行われたもの。インタビューの中では記念すべき10回目の選抜総選挙へ対する思いなどが赤裸々に語られている。
速報や開票の日はめちゃくちゃ緊張する(横山)

--ついに世界選抜総選挙の直前ですが今の気持ちは?
横山:速報の日(5月30日)、 私は劇場公演に出演しますし、 自分の生誕祭でもあるんです。速報や6月16日の開票の日はめちゃくちゃ緊張するのですが、それ以外は緊張というよりかは握手会でファンの方が「一緒に頑張ろうね」と言ってくださったりするときに、総選挙を実感します。
小栗:私も握手会などで「頑張ろうね」とか「総選挙への意気込み」をよく言っていただくのですが、今年は本当に頑張ろうという気持ちにすごくなります。
でも(普段は)「気負わずに」とファンの方とも話していて、 総選挙にあまりとらわれすぎずに、握手会などでは「楽しもうね」と話をしました。握手会で総選挙の話が出ると気が引き締まります。
岡部:先日、ファンの方から「もっとアピールしなきゃダメだよ」とカツを入れていただいたので、さっそく、昨夜は 「SHOWROOM」(ライブ配信)で決起集会をやりました。 「速報からランクインしたいよね」とファンの方々と話をしていて、速報の日はファンの皆さんの為に、私が(ファンの方への)応援を込めて「頑張って!」という「SHOWROOM」をした方が良いのか、それとも配信をしないで信じて待つ方が良いのか、コメント欄でファンの方々と議論し、結局はちょっとだけ配信することになりました。
岡田:昨日の握手会は(私にとって)大きかったです。舞台の話題も多かったのですが、総選挙の話題も同じくらい多くて。 今回1位という無謀な順位を掲げているので、それに対して、すごく燃えてくださっている方と「いや、でも珠理奈さん(SKE48 松井珠理奈)とかサクちゃん(HKT48 宮脇咲良)とかいるから厳しいよ」と現実派なファンの方もいらっしゃって、私自身も不安になったりするときはあります。
向井地:ファンの方も同じ気持ちでいてくださるのが握手会でも伝わってきて、去年のリベンジを果たしたいです。 「今年の夏は笑顔で過ごそうね」と声をかけてくださったり、「AKB48グループセンター試験」で1位になったということもあり、「みーおんが努力で1位を勝ち取ったのだから僕たちも今回の選挙で1位を勝ち取るよ」という心強い言葉をいただけて、本当に嬉しかったです。ファンの皆さんに支えられています。
「目標は1位」本気で目指しています(岡田)

--去年の沖縄は雨であのような形となりましたが、今年はどんな総選挙にしたいですか?
横山:今年の総選挙は海外のメンバーも出るということもあって、世界のファンの方が来てくださると思うので、ナゴヤドー ムで屋根はありますけれど、天気も良くなってくれたらいいなと思います。
今年は出馬メンバーの誰が1位になっても、初めての1位になるんです。私も立候補している身ではありますが、そこは注目ポイントなのかなと思います。新しいAKB48グループの始まりが今年の総選挙になるのかな? と楽しみです。そして、3位以内という目標を掲げています。去年、私は7位だったので、より上を目指していきたいなという気持ちを込めています。歌がすごく好きで、去年の表題曲「#好きなんだ」は3位のメンバーまでがソロパートがあったんです。表題曲にソロパートがあるということが今までの自分には経験がないので、それを目指して3位以内です。
--今まで1位になったメンバーをみるとAKB48かAKB48出身のメンバーしかいませんが、今年は松井珠理奈や宮脇咲良など姉妹グループ出身メンバーが初めて1位を取る可能性もありますが…。
岡田:最初は「ベスト5を目指しています!」と言っていましたが、「AKB48のメンバーから1位を目指すメンバーがいない」ということを個人的に危機感を感じ、「目標は1位」と宣言してしまったんですけど、本気で目指しています。 今年は(渡辺)麻友さんに続くAKB48メンバーが1位を獲れたらと思います。
向井地:私は去年のスピーチで「姉妹グループに今はずっと支えられているけどAKB48はAKB48のもの」と言えるように頑張りたいと言ったので、それを今年は実現できるように私も頑張りたいと思っています。
「東京マラソン」を走る(小栗)

--それぞれメンバーの目標順位実現の際の公約も発表されました。
岡田:期間限定で名前を「岡田一(イチ)」にします(笑) 。期間はまだ決まってないけれど、一生ではなく期間限定でやります。1位の人だってわかるように(笑)。公約を何にするか悩んでいて、スタッフさんと相談した結果、自分の名前が「奈々」ということで、でも神セブンよりも上を目指すので、1位を獲れたら、本当にその瞬間から「岡田一(イチ)」として活動します。 新聞やネットニュースでも「一(イチ)」で、徳光さんも迷っちゃうくらいになれるように頑張ります!
岡部:私は自分が書いたチーム8のマスコットである「エイトくん」の着ぐるみを着て、ファンの方の目の届く位置でティッ シュ配りをしたいと思っています。チームAのキャプテンにはなりましたけど、チーム8の心も忘れずにアピールしていけたらいいなと思っています。
小栗:「東京マラソン」を走るという公約を掲げました。ファンの方からも「走れるの?」とか「完走できるの?」ってすごく言われます。私の目標順位の8位はかなり厳しいことだと思っているのですが、もし8位になれたら、それくらい難しいことにチャレンジしたいと思って(東京マラソン完走に)決めました。
でも「16歳だからフルは完走できない」とファンの方が教えてくれて、年齢制限に引っかかっちゃうみたいです(笑)。10キロならOKみたいなんですけど(笑)。
走ることについては、チーム8の「夢へのルート」MV撮影で実際にチーム8のメンバー47人で4.7キロを走ったことがあって、そこでの順位が16位だったので、得意な方なんじゃないかなと自分では思っています!
横山:(※バスツアーを公約)AKB48に合格して、レッスン生時代は京都から東京まで夜行バスで通っていました。私の夢への第一歩を踏み出したのはバスだったんです。ファンの皆さんと新しい夢をかなえた際にはバスツアーで一緒に過ごせたら良いなと思います。昔の自分を忘れずにいたい気持ちです。
(バスツアーの)内容はまだ考えていないのですが、京都駅の八条口から東京へ通っていたので 「京都やましろ観光大使」も務めさせて頂いてますし、京都はゆかりもありますので個人的にはバスツアーは京都で開催できたら良いなと思っています。
向井地:(※みーおんセンター試験開催を公約)先日の「AKB48グループ センター試験」で1位をいただきました。すべて私に関する問題を出題したいなと思います。上位の方にはなにか良い特典を考えたいなと思います。去年は「ブルマで滝行」という賛否両論な公約を無理やり(東スポさんに)掲げさせられてしまったので(笑)。今年はファンの方に喜んでもらえるような特典にしたいなと思って、この公約にしました。
AKB48全員いずりなには負けません!(横山)

--5月30日に発売される「Teacher Teacher」についてはいかがですか?
小栗:「Teacher Teacher」はAKB48初の外国人振付師の方に振り付けていただいたのですが教え方や、振りの構成、そして身体の使い方なども違って、踊っていて新鮮ですし、楽しいなって思います。脚を強調した衣装や、今回のダンスなどファンの方にも気にいっていただけるのではないかな、と思います。
--YouTubeでのアピールコメントの再生数などで海外グループの勢いを感じます?
横山:勢いがあるというのはファンの方からもよく聞きます。 毎年、総選挙の順位予想は読めませんが、今年は海外グループが参加するということで、(総選挙の順位の)行方が本当 にわからなくなってきました。どのくらい海外のメンバーがランクインするかもわからないですし、この勢いの感じだと 1位もあるかもしれませんね。BNK48の「恋するフォーチュンクッキー」がバンコクでも人気が凄い! なんて情報もあって。1年に1回のお祭りだと思って、楽しめたらいいなと思います。
(海外グループがランクインしたら)スピーチどうするんですかね(笑)? 誰かが通訳しなきゃですね。いずりな(BNK48 伊豆田莉奈)にお願いですね(笑)。TPE48はマリアさん(TPE48 阿部マリア)に。(通訳がつくのも)新しい楽しみ方ですね。
--いずりなには負けないですか?
横山:いずりなには負けません! AKB48全員いずりなには負けません(笑)!

