5月29日に放送されたお笑いコンビ・千鳥がMCを務めるAbemaTVのバラエティ「チャンスの時間」で、千鳥の2人が「バラエティに最適なタイキックを決める」ためムエタイ選手4人からタイキックを受けた。

番組が定めた最適なタイキックの定義とは、「ちょうど良い痛さ、ちょうど良い音で、受ける人もリアクションが取りやすく、見ている人も面白く見られる」というもの。千鳥の2人のうちミニゲームで負けた方が、罰ゲームとしてティン・リー、シゴ・ソングリット、ヨン・ユット・ソングリット、サックシット・ラジャサクレックの4人のムエタイ選手のタイキックを受けた。
1人目のティン・リーのタイキックを受けたのは、紙相撲に負けたノブだった。ノブは、「ソフトに。ソフトに」とすがりつくも、ティン・リーはおかまいなしにキック。受けたノブはその場に倒れ込み、「4WDのハマ―が突っ込んできたみたい」と痛さを表現。その大きなリアクションに、見ていた大悟は8点という高得点をつけた。だが当のノブは、「ティン・リーだめ。こんなん0点に決まってるやん」と痛すぎるという理由で0点を付けた。
手押し相撲に敗れたノブは、2人目のシゴ・ソングリットのキックも受けることになってしまう。しかし、蹴った音は小さく、周りからは痛いように見えなかった。これに大悟は「ちょっとがっかりかも」と3点という低得点を付けた。また、ノブも「さっきより痛くはないけど、ウケてない」とバラエティ的な目線で4点をつけ、合計得点は7点に終わってしまった。
3度目の尻相撲でも負けたノブは、ヨン・ユット・ソングリットのタイキックも受けてしまう。そのキックは当たり所が悪く、音は乾いていた。大悟は、「見ててそんなにやけど、痛そうだから5」と厳しい評価。ノブは、「これは最悪。準備してないのに蹴ってくるからリアクションとか、『ちょっと待って、ちょっと待って』っていう隙を与えてくれない」と0点をつけた。
最後のミニゲーム、「あっち向いてホイ」は大悟が負けた。サックシット・ラジャサクレックのキックは、バチンと派手な音がし、大悟は悶絶。ノブは「良い音したよ」と大喜びで6点を付けた。しかし大悟は、「まず、ケツを蹴れていない」と腰を蹴ったことで1点を付けた。
結果は、蹴られたノブが0点を付けたものの、見ていた大悟が8点を付けた1人目のティン・リーが優勝。ノブは、「そういうことやね、見る側の点数だけや結局。だから思いっきり蹴るしかない」と結論付けた。
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