元AKB48のタレント小嶋菜月が、卒業後の夢として「女優さんになるのが一番の夢」と語り、目標とする人物としてAKB48で同期だった川栄李奈の名を挙げた。
小嶋は、AbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」の第7回に出演。放送終了後に取材に応じると、番組のテーマである「人生逆転」のように、グループ卒業によって大きな転機を迎えたことに「今までとは別のお仕事をさせてもらって、ウキウキしています」と、積極的に取り組めていると語った。
グループ在籍時もバラエティ番組や舞台の経験はあるが、今後の活動の軸として「映像で演じること」を考えている。「今はとにかく知名度を上げないと。『あの子、AKB48だったの?』って言われるくらい知ってもらって、ドラマで主演ができるまでになりたいです」と、笑顔ながら強い眼差しで言い切った。
身近な存在の成功が、夢への思いを強くしている。「もともと一緒にふざけてバカをやっていた」同期の川栄は、卒業後に大ブレイク。ドラマ、映画に次々と出演し「CM女王と呼ばれるぐらい」と、テレビで見ない日がないほどだ。「りっちゃんが努力をしてああなったというのは本当にわかるんです。卒業して最初にやった舞台の『あずみ』も、稽古が本当に大変そうで。一緒に台本読みをしたんですよ。私もバカだから、2人で漢字が読めなくて『なんじゃこりゃ』って言ってました」と、まさに舞台裏を明かした。
親友だが「憧れというか、尊敬している」と素直に言えるほど、その努力と成功に心を打たれている。だからこそ「いつかはりっちゃんみたいに忙しく働けたらいいなと。共演もしてみたいし、追い越せるようになれたらいいですね」と、明確な目標に掲げた。2人が共演したドラマが大ヒットした時、「AKB48が生んだおバカキャラたち」は、知る人ぞ知るエピソードになっているかもしれない。
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