多くの著名・芸能人たちも参加しているAbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」。6月3日放送回では千葉県某サーキット場で行われた第3Rの模様が公開され、元WBC世界フライ級王者の内藤大助やトリノオリンピック・スノーボードハーフパイプ日本代表の成田童夢なども過酷な勝負に挑んだ。同じくここまで勝ち残った極楽とんぼの山本圭壱は第3R開始前に無念のリタイア。舞台に上がることすらなかった。
山本は、新橋からAbemaTVスタジオまで優勝賞金と同額の現ナマ1億円を運びながら番組をプロモーションするというミッションをクリアして、リアルカイジGPの出場権を獲得。東京第1R、第2Rと順調にクリアしたのだが、あろうことか第3Rの開催日と「絶対に外せない仕事」が被ってしまったのであった。
その仕事とは先輩芸人・今田耕司の吉本新喜劇。記念すべき1回目だけに「頑張らないといけない」と山本は語ったが、第3Rに参加できないということは、即ち失格を意味する。「今田さんと1億円、どちらを選びますか」。スタッフの問いに、山本は涙目で「今田さんです」と回答。その瞬間、山本の失格が決定した。
「あいつは、1億円よりも吉本興業のしがらみを取った」。総合MCを務める相方の加藤浩次が第3Rの会場でこのように告げると、集まった挑戦者たちは大盛り上がりであった。山本には新喜劇での活躍に期待したい。
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