AbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」。6月3日放送回では第3Rの模様が公開され、あの有名アスリートが奮起した。
千葉県の某サーキット場で行われた、第3Rの内容は「無限行軍チャレンジ」。1周280メートルのトラックを、隊列を組んで走り続け、隊列から外れるか、もしくは走るのを諦めたらその時点で失格となる。また、行軍中は先着で挑戦できるチャレンジお題を出題。これに成功すれば第3Rを突破できる反面、失敗した場合は即座に強制終了となる。
この行軍チャレンジは想像以上に過酷で、開始早々に数名が脱落。最初に出されたチャレンジお題「早食いかき氷」でも失敗する者続出で、じわじわと挑戦者が削られていった。開始40分、疲れが見え始めたタイミングで新たなチャレンジお題「顔面洗濯ばさみバトル」が発動。フラッグを手にした先着3組6名に挑戦権が与えられたが、その中にトリノオリンピック・スノーボードハーフパイプ日本代表、成田童夢の姿があった。
「弟(緑夢)と共に北京五輪を目指したい」と夢を語る成田。優勝賞金を練習費用に充てたいと考えているそうだ。1億円への想いは誰よりも強い。絶対に勝ち上がるとやる気をみなぎらせていたが、対戦相手も相当な意気込み。投資詐欺で7000万円の被害にあった祖父のために、1億円が必要だというのだ。
顔面洗濯ばさみは、100秒間でより多くの洗濯ばさみを顔面に付けた方が勝者、即ち第3Rを突破できる。それぞれの想いを胸に、一心不乱に洗濯ばさみを装着。両者共に顔面は洗濯ばさみで覆われ、見た目での判別は不可能であった。「1、2、3、4…」。ジャッジを務めたお笑い芸人・パンサーの尾形貴弘と野呂佳代の掛け声に合わせて洗濯ばさみを外す両者。なんと、どちらも40個以上も顔面にはさんでいたが、より多くはさんでいたのは成田、わずか2個差での勝利であった。
野呂にマイクを向けられると「1歩ずつ足をしっかりと踏んで頑張っていきたい」とひと言。総合MCの極楽とんぼ・加藤浩次も「足を踏んで?」と首をかしげる意味不明なコメントを残したものの、その目付きは非常に力強かった。
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