6月3日にAbemaTVで放送された「給与明細」が、若手人気No.1コスプレイヤー・うらまるに密着取材。その実態と給料が明かされた。

プロダクションに所属するプロのコスプレイヤー・うらまるの撮影会に、同番組スタッフが同行した。撮影会は、1分間の撮影と終了後の交流会でなんと参加費が1万円。これにプラス1000円でツーショットチェキを撮ることができるという。高額な料金設定だが、参加者たちは「1万円以上の価値はある」と語っていた。中には、わざわざアルバイトでお金を貯めて、名古屋から毎月通っているという学生ファンの姿もあった。
この日の売上は、グッズなども含めておよそ27万7000円。うらまるの取り分は、この内の2~3割だという。うらまるはこの撮影会を月に2、3度のペースで行い、他にもラジオ出演や、キャラクターデザインの考案など、コスプレ以外の仕事も精力的に活動している。
番組カメラは都内にあるうらまるの自宅に潜入。若手人気No.1コスプレイヤーの家は、家賃8万5000円、1K6畳の至って一般的な部屋だった。クローゼットには、20着以上のコスチュームが並び、実家に置いてある分も合わせると総額40万円以上にも上るものの、食事は主にカップラーメンと寂しいもので、若手人気No.1とはいえ特別裕福な生活を送っているわけではないようだ。
番組の最後に語ったうらまるの月収はおよそ30万円前後。事務所に所属しているため、物販など一部歩合はあるものの、給料の大半は固定給。その人気度合いと比べると拍子抜けするほど普通の金額だったが、うらまるは「全然満足しています」と笑顔を見せた。そして「コスプレを通して、アニメとかコスプレの文化を知ってもらえるコスプレイヤーになりたいです」と夢を語っていた。