人気YouTuberのヒカルが、新作動画に1億円を使えるならという質問に対して「ラスベガスで1億円、全部使いたいですね。ルーレットのRED or BLACKの一発勝負」と、これまでにも過激な挑戦をしてきた男が、迷わず即答した。
ヒカルはAbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」6月3日放送回に生出演。放送終了後にインタビューに応じると、ベースとなっている漫画家・福本伸行氏の「カイジ」シリーズの大ファンで、同番組についても「SNSで情報が回ってきて、おもしろいことやっているなって感じでした」と興味を持っていたと明かした。
番組では約3万5000人のエントリーから、たった1人が1億円をもらえるが、「ラスベガスで勝つか負けるか、やってみたいですね。今までは一発で1000万円、1カ月だと4500万円使いましたが、リターンはゼロでした」と、涼しい顔で語った。
クールに答える理由は、金に対しての執着のなさだ。「ぶっちゃけ撮れ高を気にしているんで、4500万円戻って来るとかどっちでもいいんですよ。1億円だったら、1億円賭けて当たるかどうかという動画が撮りたいだけなんで、たとえば1億円が倍になったとしても、その1億円は返してもいいです」と、あっさり答えた。
ただ、1億円一発勝負の動画としての魅力は感じている。「カジノは撮影の許可が難しそうなんですけど、OK出たら結構数字はいきそうですね。やばいです」と、時には再生回数1000万回を超えるヒット作を生んだ男の血が、静かに騒いでいた。
取材の最後には、1億円を目指して必死に戦う挑戦者たちに「1億円あったら正直変わると思います。ただ、こういうところに参加する人って100人に1人いるかどうかだし、その1人になった時点である程度人生が変わり始めていると思う。だからもし1億円が手に入らなくても、1億円を手に入れたような感覚で生きてほしいと思います」と、メッセージを送っていた。
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