1億円で人生を変えたい。そんな想いを胸に、参加者たちが数々の無理難題に挑むAbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」。6月10日放送回では、第3R後半の模様が公開された。
千葉県の某サーキット場で行われた第3Rの内容は「無限行軍チャレンジ」。1周280メートルのトラックを、隊列を組んで走り続け、隊列から外れるか、もしくは走るのを諦めたら失格。行軍中は先着で挑戦できるチャレンジお題が出題され、これに成功すれば第3Rを突破できる反面、失敗した場合は即座に強制終了となる。次Rへの進出枠は、わずか40人だ。
この行軍は想像以上にきつく、参加者たちはじわじわと体力を削られてゆく。開始から3時間あまりが経過すると、足がつる者、倒れ込む者などが続出。トラック50周、距離にして14キロ以上を走っているのだから、当然といえば当然だ。ただ、走るのを諦めたら即失格。1億円獲得の夢は、その瞬間に砕け散る。
「とにかく勝つ、弟のために」。優勝賞金を全て弟の学費にあてると意気込んでいたひとりの男も、強い決意とは裏腹に、体が言うことを聞かずに脱落。失格を知らせるブザーと共に倒れ込み、人目もはばからずに涙を流した。東京第1Rで自慢のロングヘアを細川たかしヘアにしたキャバクラ店員の女性も、隊列に遅れを取り、無情にも失格。「負けるなら自分の納得いく形で負けたかった」と、涙ながらに悔しさを口にした。また、奇書「家畜人ヤプー」を映像化したいと夢を語った女王様AV制作会社社長も脱落。女性からの罵声や痛みには喜びを覚えるドM男も、体力の限界には勝てなかったようだ。このほか、2カ月半鉄仮面を被り続けた鉄仮面男も残念ながら失格。江戸時代から続く家を守るべく参加した男はチャレンジお題「100秒クラッカー」に挑むも、制限時間内にクラッカーを10枚完食できずに、涙を飲んだ。
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