優勝賞金1億円を賭けたAbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」。6月10日放送回では第3R後半の模様が公開され、ボクシング・元WBC世界フライ級の内藤大助が見事に勝ち上がった。
千葉県某サーキット場で行われた第3R「無限行軍チャレンジ」は、1周280メートルのトラックを、隊列を組んで走り続け、隊列から外れるか、もしくは走るのを諦めたら失格。行軍中は先着で挑戦できるチャレンジお題も出題され、これに成功すれば第3Rを突破できる一方、失敗した場合は即座に強制終了となる。走り切るか難題に挑むかは本人次第だ。
リアルカイジGPには多くの芸能・著名人も参加。トリノオリンピック・スノーボードハーフパイプ日本代表の成田童夢は既に次Rへの進出を決めており、内藤大助の動向にも注目が集まっていたが、そんな内藤がチャレンジお題「40代以上限定、粉まみれアメ探し」に挑んだ。その内容は、制限時間30秒以内に口を使って粉の中からアメを探し出せればクリアというもの。挑戦できるのは先着5人だ。
世界王者まで登り詰めた勝負師の勘なのか。「これを逃したら厳しいかと思った」と、内藤はチャレンジお題発動と共に猛ダッシュ。挑戦権を獲得すると、勢いよく粉の中に顔をうずめた。粉の中だと顔の感覚も違うのではないか。周囲はそう考えるも、総合MCを務める極楽とんぼの加藤浩次は「(ボクシングで)打たれてるから大丈夫」とテキトー発言。だが、加藤の予想通り、内藤は残り12秒でアメを探し当ててクリア。次Rへの切符を手に入れた。
「(粉が)気管に入るんです」と、苦しみながらも喜びを噛み締めた内藤。「ボクシングに人生を変えてもらった。今度は自分が人に教えて立ち直ってもらいたい」。ジム経営という夢の実現に必要な1億円獲得に、大きく前進した。
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