平成生まれのパネリストたちが様々な提言を行ったAbemaTVの『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』(6月3日放送)で、タレント・ぺえが「学校はLGBTに配慮すべき」と訴えかけた。
「中2の時に彼氏が出来ちゃったからカミングアウトするしかない状態にあったので、のびのび生きることが出来ました。周りにすごく恵まれていて、学校公認のゲイカップルになっていたのはありがたかったです」と明かしたぺえ。
「男女の制服の選択権」「男子の髪の長さの規則撤廃」「着替える場所は男子・女子どちらかを選べる」「水着になるプールの授業は必要ない」「LGBT用トイレの設置」の5項目を学校現場に盛り込むよう提案。「いつかLGBTという言葉すら失くしたい。そのぐらいみんなになじみがあるようにしたいなと思います」とLGBTの立場から自身の思いを熱く語った。
■「下田美咲さんって幸せな女性とは思えない」
ぺえは一方で、エッセイストの下田美咲氏が主張する「プライベートが大切!?仕事でさっさと成功しろ!」との主張に反論。
「プライベートを大事にしたいんだったら、仕事で成功するしかないと思っていて。社会とか会社に文句を言っている人って、社会とか会社に甘えすぎだし、頼りすぎだと思うんですよね。会社ってお金を稼げるシステムを提供してくれているわけじゃないですか。もし会社が存在しなくて自分一人の力で稼ごうと思ったらすごく難しいですよね。社長とかって誕生日会をたくさんやってるけど、あれは成功したから出来ることですよ」と話す下田氏に、「お金持って充実した女はこういうことを言うのよ(笑)。お金が無くても幸せはあるのよ。お金が無いからこそどうやって幸せに生きようかなと考えるのも幸せなことだと思うのよ」と指摘した。
こうした反論に下田氏が「幸せで満たされている人はいいんですけど、仕組みにブーブー言ってる人たちですね。だったら成功しろと」と話すと、ぺえは「でも私、下田さんが幸せな女だと思えない。なんか見えなくない?寂しいように見えるんですけど」と厳しい一言を浴びせていた。(AbemaTV/『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』より)