6月7日にAbemaTVで放送された通販会社リアリティーショー「革命的ショッピングバラエティ! 買えるAbemaTV社」は、過去にキャンプ対決、歌舞伎町ホスト対決などで好評を博した「販売個数対決」。今回は「茨城VS栃木」という、北関東における宿命の隣県対決が繰り広げられた。
茨城県代表として登場したハンバイヤーは、2006年から12年に渡り「いばらき大使」を務めるタレントの磯山さやか。一方の栃木県代表は「とちぎ未来大使」を務めるお笑いコンビのU字工事。二組は登場するなり火花を飛ばし戦闘モードに突入した。
「テレビやラジオ、色々な場面で対決してきたが、数字で結果が出るというのは今までになかった。今日は白黒はっきりつける」とU字工事が息巻いたのに対して、磯山さやかが「魅力度ランキングは‟稀に“栃木県が上を行くこともありますけど」と応じると、すかさずU字工事が「4年連続最下位じゃないか」と指摘。思わずヒートアップした磯山さやかは「4年じゃない、5年連続だから!」と声を張り上げ、まさかのネガティブPRを繰り広げてしまった。
この様子にMCを務めるオリエンタルラジオの藤森慎吾が「熱くなるお気持ちは分かりますが、対決は後程までとっておいてください」と、一旦クールダウン。改めて仕切り直しとなり、互いが各々の県のPRをスタートさせた。
先方は茨城県・磯山さやか。農作物の出荷量が全国2位であることに触れると、その中でも全国1位の出荷量を誇るメロンに着目。10年をかけて400通りの掛け合わせから誕生したという茨城県固有のメロン「イバラキング」を紹介。その一方で出荷状況を懸念した磯山は、JA茨城にその場で直電話。電話口から「いつもお世話になっております」という担当者の声が漏れると、磯山の存在の大きさにスタジオは笑いに包まれた。しかし対戦相手が栃木県であることを告げると、「ん゛っ!?」という短いリアクションとともに担当者のにこやかな声が一変。いかに両県が「犬猿の仲」であるかをうかがわせる一幕となった。
結果として、品薄状態のイバラキング400個を電話1本で調達して見せた磯山に対して、販売部長の伊達学氏も「さすが大使、力ありますね」と感嘆の声を上げた。さらに漁獲量全国1位のサバを用いたサバ缶の提案を受けた伊達氏は、「隠れ日本一を紹介するのは面白い」と乗り気な姿勢を示した。
これに対してU字工事は、磯山の勢いを弱めるべく口撃を仕掛けるも、磯山が着用する黄色いPR法被を指さして「まだまだ綺麗。PRが足りないんだよ」と吐き捨てるのがやっと。
磯山の茨城愛はさらに熱を帯び、「今しか食べられない。旬を逃したら次は1年後ですから」とイバラキングを猛アピール。さっそく試食した藤森は驚いた表情を浮かべ「(メロンの)ジュースに溺れちゃう! 何よこの、甘さと舌ざわりの滑らかさ」と絶叫すると、「これちょっと茨城かな~」と本音を漏らしていた。完全劣勢のU字工事、反撃なるか?
対決の結果は、6月21日(木)23時からAbemaTVで放送される通販会社リアリティーショー「革命的ショッピングバラエティ! 買えるAbemaTV社」で発表される。
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