ストリートファイターVのプロゲーマーが集った「RAGE STREET FIGHTER V All-Star League」の第3節、イタザンオーシャンとウメハラゴールドの対戦が6月14日に行われ、ウメハラゴールドが3-1で勝利しリーグ戦3連勝を飾った。

両チームとも2連勝で迎えたこの試合、チームの雰囲気も非常に良い様子。ゲストのゴールデンボンバー、歌広場淳に開幕からの2連勝の要因を尋ねられたイタザンオーシャンのリーダー、板橋ザンギエフは「オーダーがうまくいっていて、個人では全員勝ち越してるのでモチベーションも高く勝負所で強く行ける状態です」と好調をアピール。
対するウメハラゴールドリーダー、ウメハラはリーグ首位の理由を聞かれ「うちは総合力がすごく高いチーム。でもスタートダッシュが良くないのでそこをなんとかしたい」と答えた。
第1セットではイタザンオーシャンの強みであるオーダー読みが的中。逆にウメハラゴールドは弱点である立ち上がりの遅さが浮き彫りとなる。イタザンオーシャンはウメハラゴールドの先鋒をsako(使用キャラ・メナト)と読み、キャラクター相性のいいガチくん(ラシード)をぶつけて勝利を挙げる。ウメハラゴールドは続く2ゲームも落とし、第1セットはイタザンオーシャンが3タテを達成するという最高の滑り出しを決めた。
しかし第2セット以降はウメハラゴールドのエンジンに火が入る。第2、第3セットをウメハラ(ガイル)とボンちゃん(ナッシュ)の活躍で連取しセットカウントを逆転すると、続く第4セットでは連敗が続いていたsakoが先鋒でついに本日初勝利を挙げ、マッチポイントを迎える。
もう負けられないイタザンオーシャンは次鋒戦にリーダーの板橋ザンギエフ(アビゲイル)が登場。対するはボンちゃん。この2人は第1セットで対決しており、このときは板橋ザンギエフが勝利していた。
お互いに技量を尽くし1本ずつを取りあったファイナルラウンド。激しい打撃の応酬の末、ボンちゃんがジャッジメント・セイバーを豪快に決めて勝利。リーグ戦3連勝を決め、個人戦でもリベンジを果たした。
開幕3連勝と波に乗るウメハラゴールド。歌広場淳に「勝因をどのように分析していますか?」と尋ねられたウメハラは「1試合目は負けましたが、うちは誰かが1勝すればそこから立て直せるんです。一番惜しい負け方をしていたのが自分だったので、今日立て直す役割を担うのは自分だなと感じていました」と、敗北にも全く動じずに反撃態勢を整えていたことを明かした。
【試合結果】
イタザンオーシャン 1-3 ウメハラゴールド
第1set
イタザンオーシャン 3-0 ウメハラゴールド
○ガチくん(ラシード) - sako(メナト)●
○まちゃぼー(ネカリ) - ウメハラ(ガイル)●
○板橋ザンギエフ(アビゲイル) - ボンちゃん(ナッシュ)●
第2set
イタザンオーシャン 1-2 ウメハラゴールド
●板橋ザンギエフ(アビゲイル) - ウメハラ(ガイル)○
○ガチくん(ラシード) - sako(メナト)●
●まちゃぼー(ネカリ) - ボンちゃん(ナッシュ)○
第3set
イタザンオーシャン 1-2 ウメハラゴールド
●まちゃぼー(ネカリ) - ウメハラ(ガイル)○
●ガチくん(ラシード) - ボンちゃん(ナッシュ)○
○板橋ザンギエフ(アビゲイル) - sako(メナト)●
第4set
イタザンオーシャン 0-3 ウメハラゴールド
●まちゃぼー(ネカリ) - sako(メナト)○
●板橋ザンギエフ(アビゲイル) - ボンちゃん(ナッシュ)○
●ガチくん(ラシード) - ウメハラ(ガイル)○

◆RAGE STREET FIGHTER V All-Star League powered by CAPCOM 6チームが参加して行われるリーグ戦。賞金総額は1000万円(優勝600万円、2位300万円、3位100万円)。対戦はチームバトルモードで実施。各チーム3選手が星取り戦で戦う。チームバトル(BO1×3)を先に3セット選手すれば勝利。先鋒のバトル後、中堅、大将の対戦淳変更は可能(チーム内の同キャラ使用は不可)。リーグ順位は累計の試合勝利数で決定し、同率の場合は星取りの得失差で決定する。全30試合終了後、リーグ上位3チームで優勝決定戦を行う。
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