15日に放送された『エゴサーチTV』(AbemaTV)に、元AKB48・秋元才加が登場。自身の人生に影響を与えた本について語った。

キングコング・西野亮廣がMCの同番組。この日は、西野が企画した本を売るための新たなサービス「しるし書店」に注目。番組では、特別企画「ニシノ書房」と題して、本が好きな芸能人をゲストに迎え、ゲストたちの“人生に影響を与えた本”や、“しるしを付けた本”をテーマにトークを展開した。

スタジオでは、秋元の自宅の本棚を再現。西野が「何これ?」と驚きつつ手に取ったのは、『現代語訳 風姿花伝』(PHP研究所)という本。室町時代初期の猿楽師・世阿弥が記した能の理論書の現代語訳版だ。
秋元はこれを一言で「芸能の指南書」と解説する。AKB時代に初舞台を踏む際、ファンからプレゼントされたものだそうで、1つには「年齢をある程度超えたら、若手に(立場を)ゆずれ」などといった教えが書かれているそう。

「しっかり脇を固める力を付けて、若手を支えてあげなさい、それが美ですよ」と記されていると紹介する秋元は、まだ自身は若手にゆずるような年齢ではないとしながらも、『風姿花伝』の中にある教えを実践したことがあるという。
さらに「これを見て私は、24~5(歳)で卒業を決めたかも」と、まさかのAKB卒業のきっかけが『風姿花伝』にあると告白。西野は「えー!」と驚き、「そのころからあんまり変わってないんだね、芸能のアレっていうのは」と、およそ600年前の書物の考えが今も通じ、秋元に影響を与えていることに感心した。
(C)AbemaTV
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